シンプルだけれど、考え抜かれた造形美で人々を魅了する柳宗理(やなぎそうり)のデザイン。小さなカトラリー1本にも、そのこだわりは貫かれています。
腕によりをかけて作ったお料理をお皿に持って、家族みんなで食卓を囲む時。友人や大切な人を招いてお料理を楽しむ時。そんなシーンにおすすめな黒柄のカトラリーシリーズをご紹介します。
考え抜かれたデザインの魅力
世界で活躍し、誇れる日本モダンデザイン界を代表するデザイナーの柳宗理さんによるカトラリー。少し独特な形状をしつつも手に馴染む感覚を受けるカトラリー。
柳宗理さんのデザインは、手で何度も模型を作った後、図面に起こすそうです。つまり、使いやすさを徹底的に考えた上で作られているのです。そんなわけで、誰にでも受け入れられる形のみならず、使いやすさも抜群。握りやすいフォルムと安定感のあるシンプルなデザインには、温かみがあふれ、用途に合わせて和にも洋にもお使い頂けるので飽きずに長く使えます。
ステンレスとカバ材を組み合わせて
しなやかな曲線と美しさ、そして素材や使いやすさへの妥協もなく、持ち手にカバ材を使用した、スタイリッシュで重厚感も感じさせるデザイン。接合部分は、ひとつながりのように美しく精巧に仕上げられています。ステンレス部分には、錆びにくい18-8テンレスが使用されており、ツヤ無しのマットな艶消し仕上げのため、傷が付きにくく、目立ちにくいので毎日使って頂けます。持ち手部分にはカバ材積層強化木が使用されており、経年変化を楽しめるように考えられています。10年も使うと、その暮らしをカトラリーで感じることが出来るかのような味わいになります。
こちらのデザートナイフは、黒柄 デザートフォークやデザートスプーンと揃えて使うのもおすすめ。考え抜かれたデザインの造形美と、使い手を考えたものづくりの心を感じさせる逸品です。
スプーン、フォーク、ナイフと大きく分けると3つのアイテムですが、さらに用途別に揃えて使い分けると、使いやすさだけでなく、その時のお料理やデザート一皿が違って感じます。。お皿に添えて用意したテーブルの上、口に運んだ時、それぞれの形はそれぞれ考えられたデザインです。是非柳宗理のデザインで実感し、美味しい食卓にお役立て下さい。
サイズ | 全長約21.5(cm) |
素材 | 18-8ステンレススチール・カバ材積層強化木 |
デザイン | 柳宗理 |
箱有無 | 無 |
柳宗理は1915年東京に生まれ、千葉県我孫子の手賀沼の畔で育ちました。そばに白樺派の志賀直哉や武者小路実篤が住み、イギリス人陶芸家バーナード・リーチが週の半分過ごしていたその頃の柳家は、白樺派が集めた彫刻や絵が置かれ、様々な文人、芸術家が出入りし、西洋美術や日本の文学に触れられるところでした。
1934年、宗理は東京美術学校油絵科に入学。フランス人建築家ル・コルビュジェの「現代の装飾芸術」を読み、装飾のないところに真の装飾があることを述べたその本に、宗理は自分の進んでいく道を見つけます。
終戦後は工業デザインに着手し、1952年には毎日新聞社主催の第一回工業デザインコンクールで第一席に入選。その後、柳デザイン研究会を設立します。手掛けたデザインは、「バタフライ・スツール」や照明、オート三輪、陸橋、オリンピックの聖火台などと幅広く、ニューヨーク近代美術館(MoMA)やルーブル美術館などでは作品が永久保存されています。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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黒柄 デザートナイフ
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