ずっと使いたいモノ、置いてます。

2秒という時間

秒針が文字盤上を58秒で一周し、12時の位置で2秒休止し、分針が1分動いてから、再び時を刻み始めるという『stop to go』、世界でも他に見る事がない秒針の動きをするのが、MONDAINE（モンディーン）の腕時計。
この『stop to go』の機能は、MONDAINE（モンディーン）誕生ルーツに遡るストーリーがあります。

スイスといえば、雄大な自然、山々の中を走る登山鉄道、街でも多くの鉄道が走る鉄道国と言えます。そのスイスの公式鉄道時計を製造しているのがMONDAINE(モンディーン)。

MONDAINE(モンディーン)の腕時計は、スイス国鉄で使用されている駅構内の時計をそのままリストウォッチにデザインしたもの。
世界の多くの人々が利用するスイスの駅に採用されているMONDAINE(モンディーン)の時計には、視認性の高さや正確性が求められ、究極なほどにシンプルでわかりやすさを追求したデザインになっています。
また、多くの列車が行き来する駅ということもあり、駅構内のすべての時計を同じ時刻に合わせるために、58秒で一周し、12時の位置で2秒休止という機能を付けています。

通常、1つのモーターでそれぞれの針を動かすクォーツムーブメントですが、「stop2go」は2つのモーターを備え、1つのモーターは秒針を、もう1つのモーターが分針と時針を動かします。
この独特な機能は、世界で唯一の非常にユニークな機能で、腕時計で実現するために4年以上の歳月をかけてムーブメント開発をしたという、MONDAINE(モンディーン)待望の傑作なのです。
2013年に数量限定で販売開始し、世界中で今も注目を集め続けている新しい腕時計です。

デザインでは、ケースとラグは、人間工学に基づき緻密に計算され、一体化し流れるような流線型にすることで、装着感とデザイン性を生み出しています。また、リューズは時計を動かすためのスイッチと見立て、操作性、デザイン的な観点からも、つまみのような形状になっています。

そして、ストラップは厚みのある本革製で、側面（コバ）にあえて仕上げを施していません。これは、1960年代頃から1990年代まで乗務員が車内改札（切符の確認）の際に使用していた肩掛けの革鞄がデザインのインスピレーションになっています。

白と黒。そして赤という3色が絶妙にマッチした時計は、まさに完全無欠のデザインといった印象。装飾ではなく、造形で魅せる。MONDAINE（モンディーン）の時計を表現するのなら、この一言に尽きるのかもしれません。そのシンプルさの中にゆるぎない普遍性を感じさせる、MONDAINE（モンディーン）の腕時計です。

MONDAINE（モンディーン）社は1986年にスイス国鉄と独占契約を結び、鉄道時計の供給を開始すると共に、「スイス国鉄オフィシャル鉄道ウォッチ」の発売を開始しました。今日でもチューリッヒ駅にある高さ4メートルのミーティングポイントクロックをはじめ、スイス国鉄の駅3,000箇所以上でこのデザインの時計を見ることができます。
また、環境に配慮した製造工程を徹底するなどの努力が高く評価され、1993年に「German Design Plus」を受賞。その他、世界環境保護に関する栄誉ある賞「アルプ・アクション・コーポレート賞」や、世界の優れたデザイン999点を取り上げた「DESIGN CLASSICS」にも選ばれています。

MONDAINE（モンディーン）は、スイス国鉄におけるクロックのコンセプトを忠実に再現した時計であり、その視認性の高さとシンプルで完成されたデザインは、誕生以来20年以上が経過した現在も世界中でロングセラーを記録しています。

忙しい毎日でも、時間に追われるのではなく、時間と一緒に生きていく。チクタクと進むMONDAINE（モンディーン）の秒針を眺めていると、そんな余裕を身に付ける事が出来るような気がします。

MONDAINE（モンディーン）はスタイリッシュな化粧箱に入っているので、ギフトとしてもおすすめ。大切な人のそばでいつも時を刻んでくれる腕時計を贈るなんて、素敵ですね。