ずっと使いたいモノ、置いてます。

ブライドルレザーのクラシックデザイン

自宅や車の鍵は、もちろんキーケースに入れてまとめても良いのですが、収納の手間がかからないキーリングに付けて携帯するのもおすすめ。バッグの中で鍵が迷子にならないよう、キーリング自体もある程度の大きさは欲しいですが、程よいサイズ感と大人が持つのにふさわしいデザインのキーリングというのは、意外と見つけるのが難しいものです。

今回ご紹介するのは、ブライドルレザーの、大人の気品あるキーリング。クラシカルで無駄な装飾を配したデザインに、「CROOTS」のロゴ押しが絶妙にマッチ。レザーの風合いとブラス製のフラットリングが大人っぽさを強調し、鍵を付けて持ち歩くのが嬉しくなるような気がします。裏面には、「English Bridle Leather」の押印があり、こういったディテールへの気遣いも英国らしいですね。ちょっとしたギフトにも是非お選びください。

イギリスの、ブライドルレザー

イギリスでは1000年以上の歴史を持つと言われるブライドルレザーのなめし技術。CROOTS(クルーツ)のアイテムに使用されているブライドルレザーは、伝統的な製法で作られた最高品質品です。穀物などの天然素材を使用したベジタブルタンニングによって長い時間をかけてなめされた最高品質のカウハイドを、その後、アニリンフィニッシュを用い再び長い時間をかけ仕上げられています。革本来の風合いを残しつつ、ツヤと透明感があり、強いコシと高い耐久性を持つレザーは、使い込むほどにしなやかさを増し、新品の時とは異なる輝きを増していきます。そんな、自分色に育てる楽しみを感じて頂きたい一品なのです。

ハンティングの歴史から

伝統的な製法を重んじ厳粛且つ荘厳な雰囲気漂うハンティングバッグを世に送り出すCROOTS(クルーツ)の歴史は1970年代に遡ります。古くから格式高い遊びとして伝わるイギリスのハンティングの歴史。それは同時にレザークラフトの技術も発展させました。そこには、ハンティングに使用されるレザーバッグには「丈夫さ」という、道具としての当然の技術の他に、格式高い遊びに相応しい「美しさ」が実用とされた背景があります。卓越した技術は職人から職人へと受け継がれ、進化し、成熟してきました。
ハンティングに没頭する日々を過ごしていたジョン・スミスはいつもハンティングバッグに不満を抱いていました。「もっと使いやすく、そして美しいバッグは無いものか。」そう考えたジョンは、妻のマーガレットと共に自らハンティングバッグの製作を始めることにしました。厳選した上質のレザーを使用し、一つ一つ丁寧に手作業で作られた彼らのバッグは、丈夫で、そして何より溜息が出るほど美しく、瞬く間に多くのハンター達から支持されました。数十年を経た現在でも彼らの技術と熱い思いは連綿と受け継がれ、CROOTS(クルーツ)のバッグは数多くのハンター達のみならず、ファッションを愛する人達からも支持されています。