ずっと使いたいモノ、置いてます。

一枚でおしゃれさん

衣服は身につけると気持ち良さを実感出来ると、良いものを選んだ喜びを感じます。草木染めブランドのMAITO（マイト）から、秋冬の普段使いにぴったりなトップスをご紹介します。

女性らしいシルエット

細やかな編み込みが美しい、W/C　鹿の子プルオーバー。平置きした状態で見ると、身幅や袖の部分が丸みを帯び、ゆったりとした作りであることが分かります。頭からかぶると、全体的にふんわりとした形で、身体を暖かく包んでくれます。首元は開きすぎていないので、一枚でも着用出来ます。単なるUネックではなく、ボートネックのように横に広がった形なのでおしゃれ度もアップです。袖は157cmのモデルで9分の長さ、165cmのモデルで8分の長さで、二の腕あたりに余裕を持たせたデザイン。裾の両サイドが若干長めのシルエットになっており、少しすぼまってもいるので、着膨れして見えることはありません。思い切って、ボトムにインしてもおしゃれですね。

原綿の状態のオーガニックコットンに草木染めを施した糸とウールの混紡糸で編み上げた、W/C　鹿の子プルオーバー。通常、ニット製品は前身頃と後身頃など、パーツごとに編み上げられますが、W/C　鹿の子プルオーバーは、糸をコンピュータープログラミングにより3次元に編成する「無縫製ホールガーメント」で編み上げています。1着をまるごと編み上げられた製品には、継ぎ目や縫い目がなく、ストレッチが効き、ごわつきを感じることもありません。さらさらとした手触りで身体に自然と馴染んでくれます。

素材は綿とウールの半々ですので、少し肌寒くなってくる季節から、冬本番まで使えます。一枚で着るのはもちろん、中に薄手のタートルネックや長袖シャツを合わせても素敵です。

・桑 山桃 屋久杉：山の草木を存分に用いた色は、銀杏のような梨のような優しい黄色。派手すぎないけれども、コーディネートのワンポイントになります。

・矢車附子：カバノキの一種として知られる矢車附子は、ベーシックなグレー。濃い色にも淡い色にも合わせやすい、一枚あると便利な色です。

・屋久杉：オフホワイトの屋久杉は、優しげで、ウールのふんわりとした素材感が伝わります。濃い色を中に着ると、うっすらと色が透けて見えます。

・藍 ログウッド：藍とログウッドを組み合わせた色は、ダークグレーに近い色。淡い色のボトムと合わせると映える、しっかりとした色味です。

・紫香：バラの花から取れた色は、ブラウンに近い色。ところどころ白く見える部分があります。一枚で大人っぽく仕上がりますので、同色系や白ベースのボトムと合わせて。

植物本来の色

植物の優しい色合いが心地良いMAITO（マイト）の製品。その秘密は自然へのこだわりを持った作り手の思いにありました。

小さい頃から草木染めに触れてきた代表の小室真以人さん。草木染めが世間に広まり、若い人の手にも渡るようになった中で、草木染めの本当の良さが活かされている製品が少ないと感じたことが、彼がブランドを立ち上げるきっかけとなりました。

MAITO（マイト）は化学薬品を使用せず、100%植物から抽出した色で染色した草木染め製品を提供しています。
植物から色を抽出する草木染めは、古来から伝わる染色技法。通常、染色は布や糸から行いますが、MAITO（マイト）の場合は原綿から染色を行います。綿の状態から染め上げることで、1本の糸の中に様々な色が混じり、より深みのある色合いを生み出しています。

原綿から染め上げる方法により、一般の草木染めでは染色堅牢度検査で3以下という評価に対し、MAITO（マイト）は4もしくは5という高い評価を得るほど、色あせに強い製品を作り出すことも可能としました。見た目だけでなく、肌触りや耐久性にも重きを置いた、こだわりのアイテムを作り続けています。