ずっと使いたいモノ、置いてます。

重宝する一枚

なんとも素敵な名前のティータイム・セーター。肌寒くなる季節に、ロング丈のカーディガンとして軽いコートの代わりに、羽織るだけでお洒落な雰囲気を作ります。
ティータイム・セーター、大判ストールに袖とポケットがついているニットで、羽織ると後ろ身頃から前身頃にむけて長くなっている形です。大判ストールを肩から背中にかけた時のイメージになります。
それでいて、袖がついてポケットがついているというロングカーディガンのようなティータイム・セーターです。

全体的に緩やかなシルエットのティータイム・セーターには、シャツやワンピース等、様々な洋服と相性も良く、羽織っただけでなんだかおしゃれにもなってしまうという、これからの季節に重宝してくれる一枚です。

温かな、ヤクの毛を使って

素材はヤクという動物の毛100%。ヤクとは、標高3000m以上の厳しい環境の中に生息する牛の仲間です。一般的には認知度の低いヤクの毛ですが、その柔らかい毛は「ダウン」と呼ばれ、とても高級な繊維であり、カシミヤに匹敵するほど。それは1頭のヤクからわずか100gしか取れないからなのです。標高が高ければ高いほど、品質の良いヤクの毛が取れるのだとか。ヤクの毛は、大変指通りが良く、しっとり、ふかふかしているので、ちくちくしたり痒くなったりする心配が少ないのです。

ヤクの特徴

1.保温性：保温性はメリノウールよりの10〜15%高い
2.抗菌性：ヤクの毛は汗を吸収し、外に蒸発させるので、臭いがつきにくいと言われていますので、お洗濯がしにくい状況でも臭いを防ぐことが出来ます。
3.通気性：ヤクの毛は体内から出る湿気を吸収し、外の環境へ放出する性質を持っていて、化学繊維を着用する時に感じる汗臭さやじっとりした感がありません。
4.柔らかさ：ヤクの長くカールした毛から取れる「ヤクダウン」の太さは約14〜20ミクロンで、素晴らしい肌触りです。
5.耐久性：ウール以上に耐久性が高い繊維です。
6.静電気に対する抵抗性：ウールやカシミヤ以上に静電気が起きにくい毛質と言われています。

SHOKAY(ショーケイ)のヤク素材は、ヤクのアゴやお腹などの柔らかい産毛しか使用していませんので、大変なめらかで肌触りの良さが特徴です。 ヤクは、高い保温性と通気性を兼ね備えた、1年を通して着心地の良い素材で、ウールやカシミヤと比較したテストでは、保温性はウールより約30%高く、カシミヤと同等。 通気性はカシミヤよりも130％高く、毛玉になりにくいという結果が出ています。
そして、1頭のヤクから1年にわずか100gしか取れない大変貴重な素材は、ウールアレルギーがある方でも、チクチク痒くならないといわれていますので、肌が敏感な方でも安心して着用いただけます。

作り手と使い手への想い

SHOKAY(ショーケイ)は人道支援、貧困解決のため生まれたファッションブランドです。ヒマラヤ山脈の人里離れた場所に生息する家畜ヤク。ヤクは古くからチベット族の生活の糧として大切にされてきました。その毛を直接買い取ることで、チベット族の人々の安定した雇用と、継続的に生計を立てることを支援しています。また、環境に配慮し、ヒマラヤ地方固有の動物であるヤクを保護するため、毛を刈るのは1年に1度だけにしています。

豊かな風合いと、味わい深いSHOKAY(ショーケイ)のティータイム・セーターは、作り手の思いと、かけがえのない自然の美しさが盛り込まれているのです。