ずっと使いたいモノ、置いてます。

シューレザーのバッグ

トートバッグをレザーで仕上げて、気の利いた配慮を加えたTusting（タスティング）のバイソン MK2 トート 。
ブランドの特徴でもあるシューレザーが、一般的なレザーバッグより軽く、内側を生地張りにすることで中身への色移りを防止しています。また外出先で床にバッグを置く機会に遭遇した時、底面の汚れを心配する方にはおすすめの足つきタイプで、レザーを綺麗に保ち、長く愛用したいという方への配慮があります。
内側には、たっぷり容量のポケットが前後に2つ。一方はファスナー付で貴重品を収納するのにおすすめです。また。バッグ開口部にはマグネット式のボタンがついていますので、マチ幅のあるトートバッグの中身をしっかり目隠し出来るようになっていますので、荷物の多い方、整理整頓が苦手な方にも嬉しいポイントです。

高級感、重い荷物にも耐えられる丈夫さ、そして経年変化。レザーはいつの時代も素材ならではの持ち味で人々を魅了してきました。イギリスのタンナーの手により作られるTusting（タスティング）のレザーバッグには、レザーを知り尽くしたタンナーならではの技術とこだわりが詰まっています。

レザーが織りなす艶やかさ

大判サイズが印象的なTusting（タスティング）のバイソン MK2 トート 。大きさの割に軽さを感じるのは、通常高級靴のライニングとして使用される、シューレザー、イタリアン・カーフを素材としていることが理由です。触ると革の薄さに気がつきますが、シューレザーは抜群の耐久性を誇るので、軽さと耐久性が実現されています。表側に使われる革表面はベジタブルタンニングとアニリン染めが施されており、ナチュラルワックスとストーンポリッシュで磨いた後にシワ加工を施すことで艶々とした光沢感を見せ、手触りは滑らかです。独特なシワ、そして一点一点異なる色ムラが表れたレザーは、使い続けていくほどに色艶を増していきます。

内側はライニングが張ってあり汚れにくい仕様。ネイビーが上品な印象です。オープンポケットとファスナー付きのポケットが付いているので、小物の収納にも困りません。マグネットで簡単に開閉出来るので、スマートな荷物の出し入れが可能です。
程良いマットな質感と光沢感のあるバイソン MK2 トート。十分なマチがあるので、何かと荷物が多くなるビジネスシーンにもおすすめ。持ち手に長さがあるので、男性でも女性でも肩から掛けて使える便利なサイズです。

タンナーが作る皮革製品

1875年にイギリスの皮革産業の聖地、ノーザンプトンで創業したTusting（タスティング）。タスティング家は現在5代目当主が跡を継ぎ、創業時からのファミリービジネスを続けています。当初は革をなめすタンナーとしてスタート。130年に渡ってチャーチやクロケット＆ジョーンズといった数々の英国高級革靴ブランドに最上級のレザーを供給してきました。

1990年、タンナーとして高い評価を得たTusting（タスティング）は、自社ブランドを立ち上げるとともに、ロイヤル・ワラントを有する企業のOEMも請け負うようになります。2009年からは靴のライニング（裏地）に使うシューレザーを用いたアイテムの製造を始めます。シューレザーは薄さや色ムラの理由から製品の表側には使われてこなかったものの、その高い耐久性を活かし、バッグとして製品化したのでした。高級革バッグといえば、製品の厚みと重さがあることが常でしたが、時代の流れとともにカジュアルで軽く持ちやすいバッグが人々に所望されたことで、タスティングレザーはイギリスを代表するレザーとして知られるようになりました。