ずっと使いたいモノ、置いてます。

職人さんたちの技術を紡いで

麻と綿を合わせて織り上げた生地の風合いが魅力的なARTS&CRAFTS（アーツアンドクラフツ）のONE STRAP SHOULDER。使い込むほどにくったりと自分の寄り添うように馴染んでくれて、使うほどに愛着が増すバッグは、「分業」と「手縫い」という2つの特別な手法で作られています。

使い始めから漂うビンテージ感

バッグ本体は袋物を得意とする職人さん、レザーショルダーベルトは革ベルトを得意とする職人さんへ。デザイナーさんが起こしたデザインと思いを、それぞれに高い技術を持った職人さんたちが紡いで作られているのが、ONE STRAP SHOULDERです。

その独特な雰囲気を作り出しているものの一つが、ショルダーベルト。イタリア/モンタナ社の「リオダブルバッド」というヌメ革を使用しています。ダブルバッドとは牛の腰からお尻にかけての部位のことで、革の中で一番繊維の密度が高く、繊維が詰まっているため伸びにくく強度や耐久性がとても高いのでベルトに最適な部位なのだそう。それをベルト職人さんが、手縫いで仕上げることにより、無骨な風合いの中にも手仕事のぬくもりが感じられるバッグに仕上がっています。

本体生地部分は経糸（タテ）に綿、緯糸（ヨコ）にジュート麻を使用し、高密度なギャバジンツイルで織られております。ジュート麻はインド、バングラデシュが主産地でインド麻、綱麻（ツナソ）とも言われ古くから穀物袋や土囊袋などに使われていました。さらに今回はその生地にバイオ加工を施すことにより繊維を柔らかくし、使い始めからまるで長く愛用して来たような雰囲気と、持った時にしっくりと馴染む柔らかさが生まれているのです。また、6号綿帆布クラスの見た目の重厚感がありながらも、ジュート麻を使用することで軽いというのも普段使いのバッグには嬉しいポイントです。

容量はA4サイズのノートも入る大きさでマチもしっかりあるので、お弁当や水筒も入れられ、内側にも大きめポケットが一つついていますので、バッグの中で探しがちな貴重品類や細かいものはそちらへ。ショルダーベルトは、ベルト穴がたくさんついていますので、使いやすい長さにぴったりと合わせてお使いいただけます。最大68cmまで調節可能なショルダーベルトですので、女性などは、体に添わせるようにフィットさせた斜めがけにしてもいいですね。シンプルな色、形でありながら存在感があるバッグで、コーディネートのポイントになるONE STRAP SHOULDERです。

カラーはCHARCOAL、OLIVEの2色。生地の風合いが楽しめる、味わい深いカラーばかり。男女問わずお使い頂けるサイズ、カラー展開になっていますので、お好みのカラーをお選びください。

「100年続く、モノコトを」

「100年続くモノコトを」をコンセプトに、考える人、作る人、使う人の想いを繫ぎ、ずっと長く使い続けられるモノを作り、語り継がれるコトを続けていくものづくりを行う、ARTS&CRAFTS（アーツアンドクラフツ）。流行のあるものより、長く使い続けられるバッグのほうが、モノ、作り手、使い手、どの立場に立ってもプラスになると考え、生活と芸術を一致させようとした19世紀のウィリアム・モリスの用の美への考え方をバッグ作りに取り入れました。

ARTS&CRAFTS（アーツアンドクラフツ）の製品には、現代において使いやすい用の美とともに、環境に配慮した製造工程や地域の人々と行う社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。

デザインが派手でなくても、手に取るとしっくり来る、自分らしく馴染んでいくから、つい毎日使いたくなってしまう。ARTS&CRAFTS（アーツアンドクラフツ）の製品には、そんな愛着の湧く魅力があります。
ハンドクラフトの商品というのは手間を要するからこそ、愛情を持って作られ長く大切に使われるのだと感じるブランドの製品です。