ずっと使いたいモノ、置いてます。

冷んやり、気持ちいい

ベーシックなアイテムは、何枚持っていても困らないもの。夏のベーシックアイテムといえばTシャツですが、とことんシンプルで、でも少しだけひねりのある形や素材ならば、コーディネートの幅が広がります。
世界のトップデザイナーにもファンの多い生地「コズモラマ」。上質な生地を活かした、暑い夏を心地よく過ごせるドレッシーなTシャツは、トップメゾンで培われたパタンナーの技術が光ります。一見シンプルに見えるものの、襟のデザインや、たっぷりした腕回りなど、愛用したくなるポイントがたくさん詰まった一枚です。

ドレープを描いて

老舗カットソーメーカー・小野メリヤスが作り上げた「コズモラマ」。触れると、まるでシルクのような滑らかな肌触りに驚きます。ドライタッチでシャリ感があり、触れただけではコットンTシャツとは思えないほど。肌の上をすべるような軽い着心地の上、機能性も兼ね備えていることから、この素材に惚れ込むデザイナーが多いのも頷けます。

コズモラマ オーバーTシャツは、素材が持つ落ち感を活かしたディテールでお作りしました。腰までカバーしてくれるビッグサイズのTシャツでありながら、特徴的なカッティングで気になる腕周りをカバーしてくれます。やや透け感のある素材は、吸水速乾と、熱伝導率を利用した接触冷感（触れたときにひんやりと感じる効果）という機能性も持ち併せていて、袖を通した人の体感、そして見た目からも涼しくしてくれるので暑い夏にこそおすすめです。

コットン素材の革命児「コズモラマ」

「コズモラマ」は老舗カットソーメーカー・小野メリヤスを代表する素材で、製造技術では特許を取得しています。そもそも薄くて軽い生地は非常にくっつきやすく静電気が起きやすいことが常識でしたが、コズモラマは化学薬品を一切使うことなく、独自の技術によってこの常識を覆し、従来とは全く異なる画期的な生地となりました。そのため身体にもまとわりつかず、軽やかな着心地を実現しています。

独自の技術と専門性

世界に愛される「コズモラマ糸」を作り上げた、老舗カットソーメーカー・小野メリヤス。1924年の創業以来、メリヤス（カットソー）生地の製造を一筋に、最高品質を生み出すためのあらゆる研鑽を重ね、編み針や編み機をはじめとする機械の設計、さらには生地づくりに最も重要な糸づくりまでも自社で行っています。「小野式」の針と機械は創業後すぐに独力で設計と製作がはじまったもので、これらは現在も小野メリヤスの生地を編みたて続けています。長い年月をかけて積み重ねられた経験を活かしながら、既存の概念にとらわれず新しい領域へ挑戦する姿勢が、世界を魅了する服づくりに繋がっているのです。