ずっと使いたいモノ、置いてます。

重宝する、耳あて付きニット帽

冷たい風が吹く日に重宝する、耳あて付きのニット帽。鮮やかな色がよく映えるCOSTO（コスト）のKOMBORO HAT Tonicaは、頭頂に付いたポンポンが愛らしい帽子です。
ある日、ポンポンの付いたニット帽を被るおじさんを見かけたことがありました。シンプルに削ぎ落とされたファッションが多い街の中で、なんとも愛らしいその後ろ姿にその人の個性を垣間見たようで、和やかな気持ちになりました。その帽子からこのCOSTO（コスト）の帽子を紹介するまでにたどり着いたのです。

北欧発のニット帽

KOMBORO HAT Tonicaは暖かなウールの糸を編み込んだニット帽。耳あてとポンポンが付いた形はどこか懐かしさと愛らしさを感じさせる印象です。特徴的な頭頂のポンポンは、ボタンで取り外しも可能。スタイルに応じて2WAYで使うことが出来る帽子です。気分やお洋服に合わせて、つけたり外したりして帽子のおしゃれとお出かけをお楽しみください。こうしたポンポンをうまく被れるか心配の人にとっても、2通りで楽しめるのは嬉しいですね。寒くなる季節には、なんだかこのポンポンをつけたくなるのではないでしょうか。

COSTO（コスト）が帽子の素材とするのは、家具やファッションメーカーの生産工程において、どうしても生まれてしまうテキスタイルやデニムの端材。つまり「要らない布」。もちろんその全てが良いのではなく、高品質でありながら未使用のまま廃棄されてしまう布をフィンランドやデンマーク、イタリアといった国々から調達し、環境保護を目的に無駄のないものづくりを行なっています。生産は環境に配慮、品質管理が出来るフィンランドとエストニアの工場で行い、縫製に使われる糸は、もともとソファなど家具の生産に使われる頑丈なものを使用しています。素材を厳選し、品質が管理された生産を行うことで、出来上がる帽子は丈夫で長く使い続けられるようになっています。

鮮やかな色づかいは、日照時間の短い国でも明るい気分でいられるよう考えられた、北欧らしいデザイン。つい重たくなってしまいがちな秋冬の服に映え、寒さ対策だけでなく、装いの仕上げとしても重宝します。誕生日やクリスマスといったシーンに、おしゃれなプレゼントとしても素敵です。

サステイナブルな帽子を追求

フィンランド・ヘルシンキを拠点とした、COSTO（コスト）。アンデルス、ラウリ、ハンネスの3人のデザイナーの手により生まれた帽子ブランドは、品質とスタイルだけでなく、サステイナブルなものづくりを目指しています。2006年にスタートし、デザイナーがそれぞれファッションや手工芸、デザインの分野で培ってきた技術と知識をもとに、産業廃棄物として処分される「要らない布」を使った帽子を手がけてきました。

ファッショナブルでありながら、時代を超えて愛される帽子、手に取る人の年齢やスタイルのジャンルを問わない帽子。そんなひとときの楽しみや喜びを味わうためだけでなく、普遍的、永続的なプロダクトを常に追求しているCOSTO（コスト）。2007年に訪れたパプアニューギニアの旅からインスパイアされ、手がけるプロダクトには、ひとつひとつパプアの島や村の名前が付けられています。