生地いっぱいに広がる色彩豊かな花や木々がどこか懐かしく、まるで外国の絵本を開いたときのようにどきどき、わくわくする。リバティプリントには、そんな不思議な魅力があると思います。
今では聞き馴染みのあるリバティプリントですが、語源を辿るとイギリスの老舗百貨店、LIBERTY LONDON(リバティロンドン)が手がける生地(テキスタイル)のことを指します。老舗、LIBERTY LONDON(リバティロンドン)の重厚感ある建物同様に、歴史が長いこのテキスタイル生地は、いつの時代も普遍的に多くの人に愛されてきたことを感じさせるブラウスで、ずっと大切にしておきたくなる一着です。
クラシカルな魅力
スタンドカラーが、フォーマルなシーンにも違和感なく馴染むブラウス。首まわりにはシャーリングが入り、より女性らしい印象になっています。腕、袖周りはすっきりとした作りなので、アウターの中でもたついてしまうことはなく、ショルダーバッグなども持ちやすい形。背中のファスナーがデザインを邪魔しないので、リバティプリントをめいいっぱい楽しめるブラウスです。春夏には一枚で来て、秋冬にはニットやカーディガン、ジャケットからチラリと見せて楽しむブラウスは、季節を跨いで活躍するアイテムです。
膨大なデザイン数のリバティプリントの中から、今回ご紹介するのはこちらの柄。
【WILD FLOWERS(ワイルド フラワーズ)】
ペーパークラフト作家のスー・ブラックウェルとのコラボレーション柄です。彼女が19世紀初期の『英国野花図巻』の中で見つけたイラストにインスパイアされ生まれました。今回ご紹介するカラーはブラックの下地に葉の緑色が映え、ナチュラルな雰囲気を残しながらも、クラシカルな印象を与えるお色です。敢えてデニムパンツと合わせても素敵ですし、スカートやきれいめパンツと合わせてフォーマルなシーンにも。
柄に様々な色を使っているため、合わせる洋服の幅も広く、組み合わせによって印象を変えることが出来る汎用性の高いリバティプリントです。お手持ちのお洋服と、様々な合わせ方をお楽しみください。
膨大なアーカイブと、上品さを引き出すタナローン生地
LIBERTY LONDON(リバティロンドン)が持つ膨大なアーカイブは、花や木々・動物などをモチーフにした細かい総柄が特徴で、現代のデザイナーによる新しいデザインも加わりながら日々アップデートされています。これらのデザインがプリントされているのは、多くの場合オリジナルのタナローンという生地。タナローンは、アフリカのタナ湖の近くで栽培されていたコットンを原料として使ったローン生地(薄手の平織りの生地のこと)、ということで名付けられました。
このタナローンは、シルクのツヤと手触りをコットンで再現するために開発されたと言われていて、繊維が長い長綿花であることから織りはなめらかでしなやか。上品なツヤがあり、かつサラッとして素肌に触れて非常に心地良い素材です。更に嬉しいのは、シワになりにくい点。きちんと整えて干せば洗いざらしでもラフに着られるので、アイロンを面倒に感じる方にもおすすめです。
サイズ | 肩幅:約37cm
身幅:約48.5cm 着丈:約57.7cm 袖丈:約55.5cm サイズガイドはこちら |
重量 | 約94g |
素材 | 綿100% |
生産国 | 生地デザイン:イギリス
縫製:日本 |
LIBERTY LONDON(リバティロンドン)とは、誰もが耳にしたことがあるであろう「リバティ・プリント」の言葉が生まれた語源。創業1875年のイギリス、ロンドンにある老舗百貨店、LIBERTY LONDON(リバティロンドン)が製作・販売する、主に花柄の生地が「リバティ・プリント」と呼ばれています。国内外、そして年齢を問わず愛されていて、生地以外にもファッションや雑貨など厳選されたアイテムを取り扱っています。そしてそれらの洗練されたアイテムのみならず、美しい外観や歴史を感じる内観などから観光スポットとしても名高く、世界中に多くのファンを持っているお店です。
¥16,500(税込)
¥39,600〜(税込)
¥35,200(税込)
¥47,300(税込)