ずっと使いたいモノ、置いてます。

和やかな時間を共にするお箸（男性用）

グレー地の麻袋を開けると、しゅっと先のすぼまった竹箸が収まっています。触ってみるとツルツルと手触りが心地良く、角の丸みもちょうど良い。使い勝手の良さそうな竹箸です。

粋更（きさら）の竹のお箸、こちらのグレー地の袋は男性用。お箸の長さは24cmです。

こだわったのは竹の産地と手仕事。全て国産の竹を使用し、薬品・塗料を一切使わずに一ヵ月かけて自然乾燥させました。そうすることによって割れにくく、丈夫な竹製品が出来上がるのです。
乾燥から成形、仕上げにいたるまで手作業を徹底し、全22工程を管理しています。

竹を使用する理由は、軽いこと、そして再生サイクルが短いこと。竹は成長が早く、またその維持管理が必要とされる素材です。育った分は使わなくては、竹林やその周辺の木々の成長にも影響を及ぼします。
国産の竹箸を使うことは、国内の竹林を助けることにもつながっているのです。

この竹箸のように、先の細いお箸は和食を好む方には特にとても使いやすいお箸です。海苔などの薄い食材の間に入りやすく、お箸でお豆腐などを切ってもキレイな断面で頂けます。滑りにくいのでお豆をつまむのもお手のものです。

箸袋が付いているので、お弁当用のお箸としても良いですし、外食が多い方はマイハシとして持ち歩いて頂きたいです。この箸袋は粋更(きさら)お得意の麻素材で作られています。

粋更(きさら)は、中川政七商店が品ある麻素材に込められた日本の精神文化を新しい時代のかたちに結実させ、現代に伝えようと2006年に立ち上げたブランド。
粋更(きさら)が扱うのは、どれも伝統的な和のテクスチュア。丁寧で細かな手仕事から生み出される生活用品を提案しています。

触れていて心地いいこと。
自然であること。
心とからだにしっくりくること。
「和む」に通じる日本の伝統的感覚。
粋更(きさら)は、そういったことを大切に暮らしを見直し、継承できるものは、未来へつなげます。
また、粋更(きさら)が考える新しい日本のかたちを、手から手へ受け渡す場を作っています。

男性用・女性用・子ども用と3サイズが揃っている粋更の竹のお箸。地球に優しいこと、持っていて楽しいこと、持ち歩きたいと思えること。和やかに過ごす毎日に寄り添う、そんな印象の竹のお箸が出来上がりました。