ずっと使いたいモノ、置いてます。

シェードで光と風を感じて

本受注会は終了いたしました。

今年の夏はいつもの夏とは過ごし方が異なるようです。感染症対策のために窓を開けて換気を、でも熱中症対策のためにクーラーをつけて部屋を涼しく保つという、相反する2つの対策を同時に取ることが推奨されています。そんな状況の中でおうち時間をどう過ごすか、を考えはじめている方もいるのでは。今回の受注会では、太陽の光を和らげ、心地よい風を通す「シェード」をご紹介します。

部屋の中に、心地よい日陰をつくるichiori shade

シェードは、窓の外側に設置することで部屋に入り込む日差しを和らげるもの。株式会社イチオリ（市川織布工場）が手がけるichiori shadeは、特殊な織り方をすることで織り目を透かし、光の透過性と通気性のバランスが良いシェードを作っています。

ichiori shadeが目指すのは、自然の木漏れ日。太陽の光を受けた葉っぱ一枚一枚の隙間からこぼれ落ちた光の下にいる心地良さ。風に揺られたなびく葉の強弱のある動きです。

形のない光と風にカタチを見出すように作られたichiori shadeは、シェードの内側に優しい日陰を作る程度に透過性を持たせるから「暗く」ないシェードです。あえて遮光率を低くし光を完全には遮らず、受け入れることも大事にしています。

シェードを設置することで多少は外からの目隠しにもなるので、デッキが通りに面している場合や、ベランダが隣の家に近い場合も、圧迫感なくさりげなく室内を隠すことが出来ますよ。（透け具合は色によって異なります。）

そのほかにもこんな時に役立つシェードです。
・ベランダに干した洗濯物を隠したい
・植物に直射日光が注ぐのを防ぎたい（でも少しの光は欲しい）
・子どもが庭やベランダでプールを楽しむ時に熱中症対策したい

爽やかな気分の、3ボーダー

こちらの「3ボーダー 幅195cm長さ200cm」はブルー系、グレー系のボーダー柄。柄とはいえ、同系色でまとめているので派手になりすぎず、かつ気分が上がるような配色です。色によりますが、紫外線遮光率・遮蔽率は約50～65％で、太陽の陽を感じながらも、力強く照りつける夏の光を程よく和らげてくれます。

窓の高さにもよりますが、長さ200cmのシェードは、設置場所の奥行きが160cmほどあるとシェードをピンと張ることが出来て様になります。

50年の歴史を織りこんで

ichiori shade（イチオリシェード）の市川織布工場ある愛知県三河、蒲郡は、15世紀まで遡る木綿の産地。農地が少なく比較的温暖なこの地方は綿の栽培に適し、木綿が栽培され、現金収入の手段となっていました。江戸中期から木綿製品の需要が高まり、明治になって市川織布工場が建てられ、今では歴史のあるメーカーとなっています。
受託製造を占める市川織布工場は、近年、安い海外生産の影響で織物業者が廃業していく中で、価格競争だけでなく、質にこだわりを持っています。お客様に喜んでもらいたいとオリジナルで作ったシェード生地やガーゼは、決して派手では無いけれど、手に取ると分かるその質の良さで、長く愛されるものになっています。