ずっと使いたいモノ、置いてます。

さりげない主張

数字の刺繍がさりげなくも魅力的なワンポイントとなって可愛らしいJackman（ジャックマン）のユニセックス HIMO T-SHIRT。アメリカンベースボールに憧れのあった創業者が立ち上げたブランドのＴシャツなので、野球のユニフォームからインスパイアされたデザインなのではと、想像が膨らみます。

長く愛用したい、着心地とこだわり

スタンダードなアイテムほど、コーディネートに迷ったときについ手に取り、どんどん愛着が湧いてくるもの。カジュアルなアイテムの中にモノづくりの真髄が感じられるJackman（ジャックマン）のアイテムは、ベーシックかつ細やかなディテールが詰まっています。

綿70%シルク30%で天竺編みのHimo T-Shirt。放湿性の備わったシルクは夏でも涼しく、肌へのダメージも少ない天然繊維なので、野球のユニフォームやジャケットでも採用されていたそうです。吸湿性の優れた綿の良さも加わったこのTシャツは、優しくて柔らかな肌触りなので着心地抜群。また、あえて表面を毛羽立たせる加工を行ったことで生まれたヴィンテージ感も特徴の一つになっています。裾は紐で絞れるようになっており、シルエットをアレンジできるのが嬉しいですね。ワンポイントの数字は刺繍で入れられており、ちょっと不思議なそれぞれの位置は野球のポジションを示しているのだそう。Jackman（ジャックマン）らしい楽しいデザインです。

カラーはHEATHER GRAY・RED・NAVYをご用意しました。ワンポイントのロゴもそれぞれで異なり、シンプルなデザインながらユニークさが感じられ、1枚で着てもおしゃれに決まるシリーズとなっています。

あまのじゃくなモノづくり

Jackman（ジャックマン）とは、タナベメリヤスの創業者、田辺貢の魂を受け継いだ福井県発祥のファクトリーブランド。戦後のアメリカンベースボールへの憧れから、福井県庁の職員であったものの、周囲の反対を押し切り職を辞してまで工場を設立。八畳一間に横編み機3台という、ささやかなビジネスのスタートでした。

創業者・田辺貢が憧れたアメリカンベースボール。当初はストッキングだけの製造でしたが野球狂であった貢は、その後ユニフォームやグラブの製造まで手掛けていきます。1964年の東京オリンピックでは日本選手団のトレーニングウエアを提供するまでに成長しました。そして、その憧れは現在のモノづくりにも受け継がれています。

そんな田辺莫大小製作所の時代から60年以上続くJackman（ジャックマン）の縫製工場には、近代的なミシンの他に、専門的縫製に必要なUnion specialやREECEといった機械も、工場内にある修繕室でリペアを繰り返しながら使用しています。田辺のアイディアから生まれた特徴的な仕様はブランドの長い歴史の中で完成したものです。

創業時からの技術と精神を引き継ぎ、独自の視点での“あまのじゃく”なモノづくりを行うブランド、Jackman（ジャックマン）。通常使用内での縫製箇所が切れたり、ほつれたりした場合は無償修理が可能です。長く愛用したくなるストーリーやこだわりを持つ、洋服と真摯に向き合うブランドです。