メルマガ会員は、ずっと送料無料です(一部地域除きます)

 

着心地と暖かさを追求した、ファインゲージニットの魅力

 

冬の定番、セーター。

数あるセーターのうち、ファインゲージニットと呼ばれる種類があります。

細い毛糸を細やかに編み込んだファインゲージニットは

着心地の良さも暖かさも叶えてくれる一枚。

イギリスで生まれた老舗ニットメーカーJOHN SMEDLEY(ジョン・スメドレー)が

手がけるファインゲージニットを取り上げて、

ファインゲージニットの心地よさ、魅力についてご紹介します。

 

 

ファインゲージニットとは具体的にどのようなニットを指すのでしょうか。

そもそも、ゲージとは編機の針の密度を表す単位で、1インチ(2.54cm)間のに編み機の針が何本あるかを表しています。

よってニットの編み目はゲージの数値が高くなるにつれて

同じ長さの中によりたくさんの編み目が出来るため、細やかな編み目になります。

太めの毛糸でざっくりと編んだニットはローゲージ(5ゲージ以下)、

7,8,10ゲージはミドルゲージ、そして12ゲージ以上はハイゲージと呼ばれています。

糸が繊細で細ければ細いほどハイゲージとなるのですが、

繊細な編みを実現するには、それだけ熟練の技術が必要になります。

今回取り上げるJOHN SMEDLEY(ジョン・スメドレー)はさらに細かい

30ゲージまで編むことが出来る技術を持ち、ファインゲージニットの

パイオニア的存在として知られています。

 

 

ファインゲージニットとは、一言でいえば「編み目が細かい」ということ。

この細やかな編み目ゆえに、

 

・体に密着するので風を通さず保温性に優れる

・柔らかで美しい光沢、艶を見せる

・肌触りがすべすべと気持ち良い

・重量が軽いため、着用していても肩が凝りにくい

 

といった利点があるのですね。

ウールのニットというと、毛足が長くてちくちくと感じたり、

ゴワゴワとした肌触りを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、

ハイゲージニットを選ぶことで、同じウールでもさらりと滑らか

心地よい肌触りを感じることが出来ます。

その点、ハイゲージニットは従来のウールニットの

懸念を払拭したニットとも言えるかもしれませんね。

 

 

 

 

ここからは、ハイゲージニットの老舗、JOHN SMEDLEY(ジョン・スメドレー)についてご紹介しましょう。

産業革命の初期の1784年、イギリス ダービシャーのリーブリッジ村に創業した

JOHN SMEDLEY(ジョン・スメドレー)。

創業当初は、綿花を紡ぐことや織物の一種であるモスリンを製織することに力を入れていましたが、

18世紀の終わりには、靴下製造や毛織物産業を始めます。

1819年には、先代の後を継いだジョン2世が

製品には最上級の品質を選び、紡ぎや編み、縫製までの全工程を自社で行うべきという方針を掲げました。

この方針は、JOHN SMEDLEY(ジョン・スメドレー)が小さな紡績工場から

ニットメーカーとして知られる原動力となります。

 

 

その後、当時最新の紡績機や編み機を導入し、

より効率的な生産とともに、ファインゲージニットと呼ばれる

編み目が非常に細かいニットを製造していくことになります。

薄手ながら暖かい、柔らかで美しいファインゲージニットは

ブランドの代名詞として現在に至るまで自社で作り続けられています。

 

 

 

また、JOHN SMEDLEY(ジョン・スメドレー)では厳選された牧場と直接契約を結ぶことにより、

上質なニュージーランドのメリノウールを独占的に仕入れ、製品の素材として使用しています。

牧場では、羊一頭一頭に名前を付け、大切に管理、飼育。

毛足の長いメリノウールはクリンプと呼ばれるうねりにより、弾力、ストレッチが効き、

雪のように白い糸が気品ある美しい光沢としなやかな肌触りの製品を作り出します。

JOHN SMEDLEY(ジョン・スメドレー)では、こうした最高級のメリノウールの中でも

毛足の長い原毛のみを撚って染色し、製品化しています。

原毛を自社で染色することで、贅沢な肌触りが長持ちする高い品質を保つことが出来るのです。

 

 

 

先述の通りJOHN SMEDLEY(ジョン・スメドレー)では

創業当初から積極的に最新の紡績機や編み機を導入したことで

今なお人気を誇るファインゲージニットを製造してきました。

 

 

JOHN SMEDLEY(ジョン・スメドレー)ではパーツごとに複数の編み機を使い分けているのだそう。

1877年には、繊維を切断することなく、身頃や袖といったパーツを均一に編み立てが可能な

コットン・パテントと呼ばれる当時最新の編み機を導入。

その後、現在では前身頃や後ろ身頃のパーツ編みに

Bentley(ベントレー)と呼ばれるフルファッション編み機を採用し、

既に製造が終了している編み機ながら、メンテナンスをしつつ70年以上使い続けているのだとか。

その他にも一着まるごと編むことが出来るホールガーメントの編み機を

採用するなど、各ニットの形状にあわせて、様々な編み機が導入されています。

仕上がりの風合いや品質を保つために、機械とも何十年と長い付き合いをしていく姿は

イギリスのものづくりに通ずるような、ものを何十年も大切に使っていく想いが感じられます。

 


さて、パーツごとに編み立てられた後は、各パーツが手縫いで縫い合わされていきます。

ミシンではなく手で行うことで、伸縮性を持たせ、体へのフィット感が良くなるのだそう。

その後、洗いにかけて乾燥され、プレスされると、首まわりの裁断やボタンやネームの付属品等、

全35工程が熟練の職人の手により行われていきます。

その後再度プレスをすることで、ようやく一枚のニットが仕上がります。

 

 

 

 



ふんわりとしたネックの作りが特徴的なA3830長袖タートルネック。

女性向けのタートルネックはその美しいシルエットが魅力です。

意外とちょうど良いサイズ感が見つけにくいタートルネックですが、

A3830長袖タートルネックはぴったりとしすぎることもなく、

だぶつきを見せることもない着心地の良さがあります。

また、光が当たると美しい陰影が表れ、ひと目見て

ファインゲージニットならではの質の高さが伺えます。

カーディガンやアウターと合わせてもかさばらないフィット感が嬉しいですね。

 

ブランドを代表するニットともいえる、浅めのVネックニット、メンズ A3834長袖Vネックプルオーバー。

男性にはもちろん、Sサイズであれば女性も身につけることのできるサイズ感です。

胸元が開きすぎない絶妙なVネックはどんな方にも似合う形。

流行に左右されず、気軽に身につけられる一枚は持っていると重宝するニットです。

 

 

ファインゲージニットは、上品な印象を作ることができるのもさらなる魅力。

A3837長袖クルーネックカーディガンはスカートとの相性もよく、

フォーマルな場にも着ていけるのが嬉しいですね。

タートルネックと合わせても素敵です。

 

 

JOHN SMEDLEY(ジョン・スメドレー)のウールニットは

シーズン毎のドライクリーニングが基本的なお手入れになります。

 

長期間保管する場合は防虫剤の使用をおすすめします。

ときどきクローゼットやタンスを開けて空気を入れ替えるようにしてください。

 

 

投稿者: 植田 日時: 2017年01月14日 11:00 | permalink

閉じる