光透けるストール開催中
※本受注会は終了致しました。誠にありがとうございました。※
現在好評開催中の光透けるストール受注会。本日はカラーの選び方に加え、前回の続きである取材後編をお届けします。
今回の受注会では合計15色ご用意していて、色で悩まれる方もいらっしゃる様子。その場合は、持っている洋服と合わせやすいカラーを選ぶとコーディネートしやすくなりますので、参考にしてみてください。ここからは3つ例を挙げてご紹介していきます。
▼【モノトーン/ベーシックカラーが多い】場合は【アクセントカラー】
ベーシックカラーの洋服が多い方は、アクセントになるカラーがおすすめ。洋服ではなかなか選ばない冒険色も、ストールだと取り入れやすいです。
白や黒といった定番カラーが多い方ほどストールのカラーが映えますし、どんな色でも取り入れやすいので、直感で気に入ったカラーを選んでみてもいいですね。
スカイブルー
▼【ベージュやパステルなど淡いカラーが多い】場合は【同系色でまとめる】
普段淡いカラーのコーディネートが多い方でしたら、ワードローブに合わせたトーンのカラーを使ってグラーデションを作るイメージで選ぶと合わせやすいです。
アプリコットはこの5色の中だと濃いめですが、暖色系の服が多い方でしたら合わせやすいカラー。肌を明るく、血色よく見せてくれるカラーでもあります。
アプリコット
▼【カラフルな服、デニムスタイルが多い】場合は【ボトム、靴、鞄に合わせたベーシックな定番カラー】
カラフルな洋服が多ければ、どんな服にも合わせやすいベーシックなカラーを選ぶと「この服は合うけど、あの服は合わない」と悩むことがありません。靴や鞄、ボトムから色を拾うとコーディネートにまとまりが出ます。
▲こちらは藍。普段デニムスタイルが多い方はブルー系が合わせやすいです。
軽さ、持ち運びやすさが使いやすいポイント
さくら
愛用スタッフ:
「光透けるストールは軽くて薄手なので、畳めばコンパクトになりますし、バッグの中に入れて持ち歩いても重たくありません。シーンにあわせて身につけたり外したりできる点は、日々使う中で便利であることを実感します。
さらにシワになりにくいという特徴も、持ち運ぶハードルを下げてくれるポイントです。
春先やGWの旅行を予定されている方も多いと思いますが、簡単に体温調節が可能なストールは必需品の一つ。ジャケットを持っていくよりもコンパクトでバッグの中に入れやすい薄手のストールはきっと重宝すると思います。
着回ししやすいようにベーシックな色味の洋服を持っていくことが多いので、その分ストールで明るい色を足す、という方法もありますね。」
▲受注会でご注文いただいた方へは巾着袋をプレゼント。持ち運び時にご活用ください。
紫外線対策、冷房対策に
ストール自体にUV加工は施されていませんが、巻いた状態だと80%以上の紫外線遮断率があるので、これからの季節の紫外線対策に役立ちます。
ライラック
夏になれば、電車の中やオフィスなど、冷房による冷えを感じるシーンが増えますのでその対策にもなりますね。汗をかいたら自宅で洗濯できますので、お手入れの心配もありません。
取材記 後編 前半はこちらから >>
「そうですね。光透けるストールは後染め(出来上がった生地を染める)ですが、一般的な方法である『大きな釜に入れて一気に染める』ことはせず、一枚一枚優しく染めてもらう方法でお願いしています。
グレー
水が綺麗な土地の染工場は発色が美しいことを、このストールを作るときに身をもって実感しました。当初は京都の染工場でしたが残念なことに廃業してしまって、今は東京の染工場で染めてもらっています。
ストールを製品化するときは、染めるところを決めるのにも骨が折れました。生地をみて『この生地だと染められない』と断られることもありましたし、試験的に染めに出して、戻ってきたら生地がボロボロになってしまっていたこともありましたね。」
▲様々な生地を目にする染め専門の方からも『これはシルクじゃないのか?』と驚かれたそう。
「色のバリエーションが増えていったのは、実は染めが難しかったことも理由なんです。希望の色から少し離れた色であがってきたときは、別のカラーとして販売していました。」
「どのカラーも綺麗なので、選ぶところから楽しんでいただけたら。
あとは、洋服の柔軟剤で肌が荒れてしまうような方にも手にとっていただけるよう、生地のコーティングは植物油とシルクプロテインを使っています。化学的なものではないので、安心してお使いください。」
取材中に何度も「このストールは最高傑作だと思う」と話してくださった福田社長。
「120番手は極細糸ですが、だからといってこれより糸が細ければいいのかというと、そうではありません。この柔らかさと軽さで、シルクのような質感を持ちながら、洗濯もご自身でしていただける。このバランスを保ち、製品化できる糸の細さは120番手が最適だと考えています。
普段使いするストールとして本当にいいものを作ることができた、と自信を持って言うことができるストールです。」
「糸に適した糊剤までも特注で作ってもらっていて、その点でも贅沢な素材。このストールを作る過程ひとつひとつがすべてが挑戦で、自分が考える『よい生地』を追求し続けて出来上がったものです。この手触りや軽さ、扱いやすさを体感していただけたら嬉しいですね。」
実際に生地を織る工場も見せていただきましたが、いくつもの機械が並んで動く中、生地を前にして慎重に様子を見守る職人さんがいらっしゃいました。
「織り始めてから、人がいない状態でも安定して織り進められるまで、およそ3〜5時間かかります。今はその調整作業中ですね。細い糸であるほど糸が切れやすくて調整に時間がかかるので、光透けるストールの場合はもっと時間がかかる。1日くらいは織機の様子を見て調整しています。」
「糸が切れてしまったときに、その糸を探し出して、新たに糸を結んで繋げているんです。この作業も集中力が要る作業。
また、検品はすべて自分たちで行っています。手をかけて織っている生地ですから、最後までしっかりと確認してお客様に届けられるようにしています。」
▲検品を終えた生地。この後、染工場へ運ばれます。
「ここまで細い糸を織る作業は、多くの工場が『できない』としてきたことでしたが、できないと思わずに何度も挑戦した結果、こうして生地を織ることができるようになりました。自分自身もストイックに研究しましたし、それに応えてくれる同業界の方々、様々な方の協力、努力が重なってできた最高のストールだと思っています。」
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テキスタイルメーカーが年月をかけて作り上げた珠玉のストール。挑戦し続け辿り着いたものが、この唯一無二の手触りなのだと思うと、より一層愛着が湧きました。お気に入りのカラーを選んで、長くご愛用いただけたら嬉しく思います。
【受注会期間】2024年3月1日(金)〜3月14日(木)
【お届け】4月中旬から順次発送予定
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