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播州織が奏でる、奥深さ。雨のドビー柄のスカートとダブルフェイスワンピース

 

強い日差しに、青々とした緑。きらきらと輝く水面に、時折吹く風。気温はぐんぐんと上がり、否応にも季節の盛り上がりを感じるこの時期は、自然を強く感じられる時でもあります。今回ご紹介するのは、兵庫県西脇市にある播州織のブランド、hatsutoki(ハツトキ)とZUTTOのコラボレーションで生まれた、自然豊かな播州織のオリジナルウエア。hatsutoki(ハツトキ)が丁寧に作り上げた生地を使い、一枚一枚に込めたストーリーを感じてください。

 

 

しとしとしと...。夏の涼やかさを演出する雨のドビー柄

 

 

 

しと、しと、しと。その糸の連なりを見ていると、静かに降り続く雨が落ちていく様子を連想します。今回ZUTTOがオリジナルスカートのテキスタイルに選んだのは、雨のドビー柄。日々の暮らしの中の情景を絵画のように切り取った、情緒溢れるデザインです。

 

このドビーとは、細かい織り柄のリピートを作れる織り方のことで、hatsutoki(ハツトキ)の播州織りで最も得意な技法の一つです。経糸に施された繊細なストライプ柄は、雨粒のようなカットドビーで表現しています。播州織物というと先染め製法が特徴的ですが、このストライプ柄に染まらない糸を使用することで、この柄だけに染料が入らず、柄として残るように後染め製法を採用しています。高密度のコットン生地に乗せて、別注カラー製作したオリジナルスカートです。

 

 

ギャザーの分量が控えめの、ボリュームが出過ぎないシルエット。身長158cmのモデルが着用すると足首が出る丈感です。夏のロング丈のスカートは、涼やかでサンダルやTシャツなどと合わせやすいので、コーディネートでも高い頻度で登場するのでは。ロング丈のスカートは世に数多存在しますが、可愛らしいプリーツや、ボリュームのあるものばかりだとシルエットがワンパターンになってしまいます。どこか気を張らないイメージのすとんとしたシルエットのスカートに、雨粒のようなドビー柄。色は、シックでありながらもシーズンレスで登場させやすいKAHKIとNAVY。春から秋にかけて長くお楽しみ頂けます。

 

モデル身長158cm スカート:hatsutoki×ZUTTO 雨のドビー スカート(NAVY)カットソー:コズモラマ クルーネックTシャツ(DARK NAVY)サボ:シャワーサンダル P.BLANC

 

背面はゴム仕様

 

ウエストの前面には小さなボタンを並べて女性らしい表情に。背面はゴム仕様で、幅広い方に楽しんで頂けます。高密度で織り上げた生地は、ぱりっと肌離れが良く、夏にも快適です。

 

身長158cm スカート:hatsutoki×ZUTTO 雨のドビー スカート(KHAKI )Tシャツ:ヘビーウエイト Tシャツ(WHITE)ハット:HAT rana(NATURAL×BLACK)サンダル:グルカサンダル ブラック

 

 

 

 

とろん、とした奥行きのある表情。ダブルフェイスのシャツワンピース

 

身長166cm ワンピース:hatsutoki×ZUTTO ダブルフェイスワンピース(BEIGE×BLUE)バッグ:ストライプ ラフィアバッグ(GREY/PURPLE)サボ:サボ ANTIQUE

 

ダブルフェイス。それは空気のように軽く、柔らかくて心地よい生地。さらりとして光沢を持ち、触れるとガーゼのようにも思える気持ち良さのあるhatsutoki(ハツトキ)のダブルフェイス生地を採用して、贅沢なシャツワンピースを作りました。

 

身長158cm ワンピース:hatsutoki×ZUTTO ダブルフェイスワンピース(GREY×NAVY)バッグ:【別注】ラタン×レザー バッグ (S) BEIGEサンダル:クロスベルトエスパドリーユミュール BLACK

 

見る角度で、美しい光沢を放つ、オリジナルのhatsutoki×ZUTTO ダブルフェイスワンピース。コットンとは思えないほどにさらりとした触り心地で、とろみのある生地は身体に纏うと高級感を感じる逸品です。ガーゼのようにふわりと空気の層を作る手法で織り上げることで、とろけるように柔らかく仕上がっています。

 

身長166cm ワンピース:hatsutoki×ZUTTO ダブルフェイスワンピース(NAVY×GREY)バッグ:【別注】ラタン×レザー バッグ (S) BEIGEサンダル:MUKAVA インウエッジソールサンダル BLハット:【別注】ロージュリネンハット ブリュイエール

 

GREY×NAVY

 

産地のアイデアがたくさん詰まった特別なワンピースは、着るほどに味のある風合いに。一枚の布で、裏と表で色が違う2面性のあるバイカラーが、着こなしにさりげない華やかさを与えてくれます。原料はエジプトの最高級綿を使用。兵庫県・播州織産地で熟練の職人が織り上げたテキスタイルです。極小の織り目が肌にストレスを与えることなく、さらりと気持ちよく着られます。 

 

BEIGE×BLUE

 

優しい雰囲気の生地に、異素材のメタリックなボタンをアクセントに。こちらも甘さを感じるギャザーは控えめにして、クリーンな印象を与えます。両サイドのポケット付きも嬉しく、様々な場所で着て頂きたい一着になりました。

 

BEIGE×BLUE

 

カラーは、NAVY×GREY、GREY×NAVY、BEIGE×BLUEの3色。NAVY×GREYとGREY×NAVYは播州織物ならではのグレーとネイビーのカラーで上品な陰影が楽しめます。

 

NAVY×GREY

 

GREY×NAVY

 

袖をまくったり、裾がひらひらと揺れるたびにダブルフェイスの色が楽しめるワンピースです。先染め織物ならではの色の重なり具合、細番手の繊細な生地に空気を含ませたような2重織り設計が、着こなしに優しい色を加えます。 

 

BEIGE×BLUE

 

BEIGE×BLUEは、表地は一見ライトグレーに見えますが、近くで見るとベージュとブルーの糸が細かに織り重なっているのが分かります。裏地は爽やかなブルーです。

 

 

 

【コラム】ダブルフェイスって?

 

 

ZUTTOでご紹介しているダブルフェイスストールにも使われている、ダブルフェイス生地。ふわりと軽やかでいて、美しいドレープを描くこの生地は、多くの人を驚かせてきました。最も難易度が高く、失敗を重ね、何度も廃盤になりかけながらも挑戦し続けている素材で、それはこの生地を作り上げたhatsutoki(ハツトキ)も「魔性の生地」と呼ぶほど。極細の繊細なコットン糸をガーゼの様に、甘く、軽く織り上げるため、織りや、加工など生地の生産工程のちょっとしたことで糸が切れたり、傷になったりしてしまう。縫製においてもとても難易度の高いものでした。最初は本当に数点のみの取り扱いから始まったものの、その風合い、肌触りには手に取る人が驚き、虜に。その後、名実ともにhatsutoki(ハツトキ)の定番の素材になりました。

 

ダブルフェイスストール PURPLE

 

柔らかさを追求した、このダブルフェイスは、二重構造に織り上げた生地のこと。一枚の生地に上層と下層を作ることで中間に空気の層ができ、ふんわりと仕上がります。通常、こういった二重構造は太い糸を用いて、子ども服やハンカチなどの柔らかさが好まれる製品で良く使われる方法で、それを通常の2〜3倍ほど細く繊細な糸を用いて、軽やかな肌触りを生み出しました。

 

 

hatsutoki(ハツトキ)の生地は播州織の最大の特徴でもある「先染め」の技法によって作られています。この先染め技法は後ほどご紹介しますが、極細のコットンの色糸が重なり合うことで表現される色合いは繊細でとても優美な表情を持ちます。この奥行きのある色味のインスピレーションは、自然豊かな西脇の四季折々の景色の記憶が源泉となりデザインされています。自然の色、夕暮れの空、霧の朝、春夏秋冬の山の色。全ては複雑な色が混じり合い構成されている。そんな日々の景色のインスピレーションを受け、素材の糸・色の組み合わせのイメージを膨らませているのだとか。

 

 

 

豊かな自然の風景を切り取った、hatsutokiの贈る織物

 

 

hatsutoki(ハツトキ)の工場があるのは、加古川にほど近い、兵庫県西脇市。綿染めや織りの工程などで使われる、織物に必須な水資源に恵まれた場所です。美しい水に加えて、澄んだ空気や土地を囲む山々の景色といった自然も、hatsutoki(ハツトキ)のものづくりにインスピレーションを与えています。山から雲ができ、雨となり河が流れ、そしてその水で糸が染められていきます。まるで自然の循環の中に生地の循環が重なり合い、この土地そのものから布が生まれているようにさえ感じます。この土地の匂いを感じるようなどこか懐かしく繊細で、素朴で、美しい生地が自然と生まれてくるように、昔ながらの播州織の文化を根絶やしにしないよう、現代に見合うようにアレンジしているブランドです。

 

 

播州織物は、兵庫県北播磨地区で200年以上の歴史を持つ、綿を中心とした薄手の織物のことで、糸を染めてから織る「先染め」製法が特徴、先染め織物の全国シェア80%を持っている産地です。織物の産地は往々にして、大きな川が流れ豊かな水に恵まれている所が多いものです。豊かな水は織物の発色の美しさを生み出し、その地でなければ表現出来ない色味を引き出しています。 

 

先染めについて

 

先染めされる前後の糸

 

染色の釜の様子

 

先染めとは糸を先に染めてから織り上げる手法のことを指します。通常織物は、経(タテ)糸と緯(ヨコ)糸が組織することで出来上がります。タテ方向には規格により変わりますが3000~6000本もの糸が並んでおり、ヨコ糸をタテ糸の隙間に差し込んでいくことで織物となります。先に染めてから織ることで経糸と緯糸で色を変えた場合に、相互の色が混じり合った表情のある奥行きある色合いになり、往々にしてタマムシやシャンブレーなどと呼ばれます。hatsutoki×ZUTTO ダブルフェイスワンピースの生地もこの先染め製法ならではの表情なのです。先染めのメリットとしては、糸の状態で染めるので、染料がより強く定着し、色落ちしにくいことや、色糸を重ねるので、奥行きのある色表現が可能となるなどの特徴があります。

 

 

こちらとは対照的に後染めの生地は、生地を織り上げてから染める手法を言います。白糸で織った物を、反物で染めたり、服の形に縫製してから染めたりすることなどが後染めの代表例。白い生地にプリントを施すことも後染めの一種です。糸の状態で染めるよりも、染料の定着に気を使う必要があります。今回の雨のドビースカートはこちらの後染め。染まらない糸の生地を使って、後染めでドビー柄を表現しています。

 

こうして、豊かな自然に恵まれた場所で作り上げられたhatsutoki(ハツトキ)の織物たち。長く土地に根付いて愛されてきた播州織に、日本の四季を感じる心を乗せたZUTTOとのコラボレーションウエアは、長く大切に使いたくなる一枚となるはずです。

 

 

 

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ガーゼのプロ・aoと一緒に作り上げた、優しい着心地のオリジナルガーゼウェア

 

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投稿者: 村上 日時: 2018年07月20日 12:00 | permalink

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