連休やお盆休みなど、旅行が増えるこれからの時期。ストレスなく過ごすためには、旅行バッグ選びは大切なポイントです。出発の直前になって、「機動力があってたくさん入るバッグがあったら便利だよな」なんて思うけれど、旅行や帰省から帰ってきたらすっかり忘れて、また別の旅行の出発前に同じことを思っている。計画的な旅行だけでなく、突然の出張や帰省にも、一泊二日できるくらいの容量たっぷりのバッグがクローゼットの中にあると安心します。
ちょうどいい小旅行バッグを持っていない方、もしくは随分と長く使ってバッグの買い替えを検討している方に、大容量バッグの特集です。
バッグの種類は様々ありますが、今回は「できる限り荷物を減らしたい/機動力を重視したい方」「旅先で荷物の量が増える方」「行きも帰りもとにかく運ぶ量が多い人」の3つにカテゴライズして見ていきます。
たくさん歩いて旅を楽しみたい、身軽でいたいという人には、リュックサックや肩掛けバッグを。動きやすさを大事にする方だけでなく、いかにも旅行!というような出で立ちではなく、移動中も景色を楽しみたいという方にも選ばれています。一つで事足りるビッグバッグがあれば、電車の乗り継ぎや自転車やバイクでの移動も楽々。しっかり丈夫で、動いた時に中身が見えない&落ちないものがいいですね。
✔︎ LITE ダッフルバッグ/bellroy(ベルロイ)
---------------------------------------
おすすめポイント
---------------------------------------
bellroyの機能性に「軽さ」が加わったLITEシリーズのボストンバッグ。軽さがポイントになったバッグですが、常にユーザー視点に立って機能性を追求しているbellroyの手にかかれば、丈夫さ・機能性・デザイン性、全てが揃った優秀なバッグの完成です。
使用されているリップストップ素材は、bellroyの他素材の約1/3という軽さを誇ります。柔軟性のある生地なので平たい状態にしたり丸めることもでき、メインのバッグとしてはもちろん、スーツケースに忍ばせておけば旅先で急に荷物が増えたときにも安心です。軽量なバッグは生地が柔らかい分自立しないものも多いですが、LITE ダッフルバッグは立体的な形をキープし、従来のボストンバッグ同様荷物の出し入れもしやすくなっています。
メインの収納スペースはダブルファスナー仕様。一方はファスナーが開口を妨げずに開く作りなので、開口部が大きく開くのがこのバッグの特徴。容量の大きいバッグは中身を探すのに時間を取られることがありますが、こちらは全体を見渡せて、シューズなどかさばるものも引っかかることなく出し入れができます。
✔︎ ボストンバッグ MINI/TO&FRO(トゥーアンドフロー)
ボストンバッグ MINI
---------------------------------------
おすすめポイント
---------------------------------------
収納力抜群のミニボストンバッグ。後ろの外ポケットはキャリーケースの持ち手に通せるようになっているので、キャリーオンバッグとしてハンドルにかけて持ち運ぶこともできます。小旅行にはこれひとつ、長期の旅行にはお土産入れのサブバッグとして様々なシーンで使えますね。ボストンバックというと、一箇所に荷物を荷物をガサッと入れることで必要なものが必要な時にすぐに取り出せなかったりもしますが、合計7箇所の収納ポケットがあるので、アクセサリーや充電器、小銭などを入れて、小分けのポーチも少なくすみます。
日帰り旅行や薄手の洋服でしたら1泊2日の旅にも
トートバッグにもショルダーバッグにもなる2WAY仕様で、撥水機能もあるので急な雨でも安心。400gと非常に軽量なのに、強度もしっかりしているのが嬉しいところ。得てしてコンパクトで軽いバッグというと薄くて心許ないものも多いですが、その点は安心ですね。パッカブルなので手のひらサイズに畳めるので、サブバッグとしてバッグに忍ばせておけます。
内側のポケットを利用してパッカブルに。
荷物の大きさに合わせて選べる2サイズ展開で、ボストンバッグ MINIの容量は13.3L。日帰りや薄手の洋服でしたら1泊2日の旅にちょうど良い大きさです。少し長旅に使える37.5Lサイズもございますので、目的に合わせてお選びください。
ボストンバッグ
出発した時より帰る時の荷物がずっと多くなってしまうような方には、コンパクトになるサブバッグを一つ持っておくと安心。急遽出向くことになって現地でシャツやパンツなど買い足した時や、お土産で荷物が増えてしまう時にも、保険として持っておくといいですね。
✔︎ キャリーオンバッグ/ TO&FRO(トゥーアンドフロー)
---------------------------------------
おすすめポイント
---------------------------------------
TO&FROのキャリーオンバッグは、1つで持つのはもちろん、キャリーケースと一緒に使うことで最大限の魅力を発揮するバッグ。持ち手部分に外ポケットを通して安定するので、小旅行で増えた荷物を収納するのにぴったりです。外ポケットや内ポケットもしっかりついているので小物の収納もできますし、汚れたらネットに入れて洗濯ができるので日帰り旅行やキャンプにも気兼ねなく持っていけます。
身長158cmの女性が持つとこんな感じ。しっかり大きさはありますが、メッシュ生地で本当に軽いです。パンパンに詰め込まなくてもバッグ自体が安定しているのが高ポイント。
内側のポケットにバッグ自体を仕舞い込むとこのくらいのサイズになります。キャリーケースやリュックサックの隙間に忍び込ませておけば、もしもの時も安心です。
✔︎バックパック FREERAIN 28L/Matador(マタドール)
---------------------------------------
おすすめポイント
---------------------------------------
普段使いのメインのバッグやアウトドアだけでなく、旅行用のサブバッグとしても便利なのがMatadorのバッグパック。メインのバッグとしてキャリーバッグやトートバッグを使っている方には、両手があくバックパックをサブバッグにするのもおすすめです。さらに、耐久性防水性に優れたUTS(Ultra Tear Strength)コーティング、シーム処理された縫い目、ロールトップの開口部により、メインの収納部分は完全防水となってるので、雨の日の旅行でも安心なのです。
たっぷりと入る反面、リュックが重くなってしまうことが懸念されますが、背負った時の負担を軽減するために、バックパック FREERAIN 28Lにはチェストラップとヒップベルトがついています。また、ショルダーベルトは通気性の良いメッシュ素材なので、汗をかきやすい時期にも快適に背負える配慮がされています。軽量でパッカブルであることを追求しながらも、決して機能面で妥協をしていないところにMatadorの強いこだわりが感じられるバッグパックです。
収納時は、幅約14×高さ10×奥行き10(cm)の大きさに。
心配症で行きも帰りも同じくらい荷物が多い人は、小旅行でもたっぷり入る大容量で丈夫なバッグをメイン使いで。国内旅行なら、ハードなスーツケースよりも、電車移動も楽な2WAY以上のキャリーが便利です。
✔︎ 背負えるキャリー 35L/FJALLRAVEN(フェールラーベン)
---------------------------------------
おすすめポイント
---------------------------------------
背負えるキャリーという名から分かるように、「キャリーケースのような収納力のあるバックパック/ボストンバッグ」がこちら。旅行やアウトドアなど、たくさんの荷物を一気に背負いたい方におすすめのバッグです。
バッグ内部はぐるりと囲んだファスナーを開けるとガバッと開き、キャリーケースのように荷物をしまうことができます。収納スペースが見やすく、そしてポケットもたくさんあるので充電器などを入れる小さいオーガナイザー(ポーチ)が不要なのも、実際に詰めていくと満足度が高いポイント。
歩くときはバックパックとして使い、電車の中や狭い場所で過ごすときは持ち手を使ってボストンバッグのように持ち歩くこともできます。飛行機や新幹線の荷物台に乗せたときも、持ち手がしっかり取り付けられているので、取り出しも楽に。
さらに布製のバッグは耐久性も大切ですが、この背負えるキャリーには耐久性の高いG-1000素材を使用しているため、長く愛用できることも特徴です。ポリエステル65%+高品質コットン35%を高密度に織り上げたオリジナル生地G-1000は、冒険や世界旅行に必要なウエアやテントのために開発された、汎用性の高い素材。最高クラスの耐久性、防風性、UVカット性能などを有する優れたアウトドア素材であるため、使い続けても簡単にはくたびれない安心感があります。さらに、こちらに使われている「G-1000 Heavy Duty」は、オリジナルをさらに強靭にしたバージョンなので、安心して使っていただけます。
✔︎ CARRY-ON PACK/STANDARD SUPPLY
---------------------------------------
おすすめポイント
---------------------------------------
外見から中身まで、まるでキャリーケースのようにデザインされていますが、よく見るとしっかりと背負えるリュックになったCARRY-ON PACK。ビジネス対応のカジュアルなアイテムシリーズ「EFFECT」のバックパックで、2~3泊ほどの国内出張を想定した大容量のサイズです。
ファスナーを開けると通常のスーツケースのように2つのスペースに分かれています。収納付きのフラップや、釣りポケットがついており細々としたものも整理しやすくなっています。背負うと荷物がごそごそと移動してしまうのでは?という心配がありますが、中には荷物を抑えるバンドが取り付けられていますので動きにくくなっています。
外側の収納は、A4ファイルすっぽり入る大きさの収納スペースになっています。中に2つのポケットがついていますので、移動中にさっと取り出したいものを入れるのに便利です。程よく膨らむよう余裕を持った作りになっていますので、少々かさばるものでも入れられそうです。
✔︎ バックパック SEG28/Matador
---------------------------------------
おすすめポイント
---------------------------------------
スムーズな荷物の取り出しにはバッグインバッグでの収納を考えたり、ポーチで荷物の種類ごとに分けたりと、工夫も必要になってきますが、そんな手間を省けるのがMatadorのSEGシリーズです。
まず目に入るのは、正面につけられた4つのファスナー。これが一般的なリュックと大きく違っている点で、このバッグ最大の魅力でもあります。
このファスナーを開けると、それぞれがポケットのように分かれていて、自由自在な収納をすることができるのです。例えば、宿泊日別に荷物を分けたり、荷物の種類ごとに分けたり、アクティビティ別に分けたりと、好みに応じた使い方が可能です。
本体に沿うようにつけられたファスナーを開けると、まるでキャリーケースのようにガバッと開くので、そちらにはシューズや着替えなど汚れたものを入れておいたり、4つのポケットに入らないサイズのものを収納したりと様々な使い方で旅行を楽しめます。さらにリュックの背中側はキャリーケースの持ち手が通る穴があいており、背負わない時にはキャリーケースと一体化させて持つことも可能です。
ボストンバッグ / トラベルバッグカテゴリーはこちら