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冬の定番に。選べる13色のクルーネックセーター

 

スコットランドの伝統セーター、Harley of Scotland(ハーレーオブスコットランド)は、ZUTTOでご紹介するのも8年目の冬です。発色が良い事で有名なブランドのロングセラーのクルーネックセーターは、ベーシックな形でデイリーユースからビジネスシーンまで愛用されています。今年揃うのは、定番の色からスポット色まで13色です。冬支度にお気に入りの一着を見つけてください。

 

 

港町のハンドメイドニットに魅せられた、一人の船乗り

 

1929年に設立されたおよそ100年の老舗となるHarley of Scotland。創設者であるピーターは、かつて船乗りとして航海に出ていた経歴を持ちます。いくつもの港を出入りする中で、オークニーやシェットランド、フェアアイルなどの土地で見た伝統的なセーターが彼の心を惹きつけます。実用的で粗野な雰囲気もあるのに美しい。彼の目にどのように映っていたのか、想像してみたくなります。

 

 

変わりやすい北の海で働く人々を認識するためにセーターの柄にも意味を込めていたのだそうです。何百年もの間、快適さと暖かさを提供してきたシェットランドで作られていたセーターが、普段の生活で着やすい軽くて柔らかなセーターを提案するHarley of Scotland誕生の原点となります。 

 

シェットランドウールとは

 

その歴史を語る上で欠かせない「シェットランドウール」。非常に軽くて暖かく、発色が良いのが特徴で、美しさは他には真似出来ないものと評価されています。 シェットランド島は、北大西洋の強風ゆえに、ほとんど牧草がなく、その島の羊たちは海藻を食べて育つのだとか。気温の変化が大きく湿度も高い、海辺の厳しい環境で育つため、体を守るための羊毛も自然に鍛えられることで良質な原毛に繋がっています。


 

ウールを美しく、風合い豊かに洗う「水」の力

 

 

そんなシェットランドウールヤーン(糸)は油分が豊富で、羊毛から毛糸に加工した時点ではゴワゴワとしていて、それを滑らかな風合いへと変えるのが「洗い」の工程です。スコットランド北東部の超硬水。硬度の高い水でシェットランドウールを洗うことで、何とも滑らかな手触りになるのだそうです。水辺で海藻を食べて育つシェットランドウール、そこから生まれる贅沢な質感。この地方の冷たい水が上質なニットを育んでいると言っても過言ではありません。

 

 

また、ロングセラーで愛されるのは、良質な素材だけが理由ではありません。Harley of Scotlandの得意とする、「シームレスニッティング」もまた着心地良いセーターを提供する技術あってのことです。通常、ニットは前身頃、後ろ身頃、両袖を別々のパーツとして編んでからつなぎ合わせるという工程ですが、シームレス製法はセーターの形をひとつのユニットとして編み上げ、無駄なつなぎ目がなく着心地の良い仕上がりになります。

 


13色から見つける、私だけの定番色


毎シーズン100を超える糸を用意しているという色の豊富さもこのブランドの魅力で、ベーシックなMedium GreyやNew Navyはオンオフ問わず活躍する万能カラー。柔らかな印象のWinter Whiteは明るく爽やかな装いに。MarzipanPuttyは温かみのある雰囲気、Forestはフェミニンにもマニッシュにも、RosebudGorse Flowerはコーディネートのアクセントとして楽しめます。


 

色で広がる、コーディネートの可能性


ボトムスにどんなものを合わせるか、色や素材との組み合わせでも様々な表情を見せてくれるのも魅力です。

 

白いパンツを合わせることでキレイめな印象になります。(左:Tudor 、右:Denim

 

ベーシックな色のボトムには、ベーシックカラーは知的な印象に、鮮やかな色は明るく軽やかな印象に。(左:Silver 、右:Gorse Flower

 

ボトムにダークトーン、トップスに明るい色を持ってくると下半身より視線を上にスタイルよく見せ効果も。(左:Forest、右:Rosebud

 

トップスボトムを同色で合わせるとまとまった印象に。冬らしいさまざまな生地や靴や小物もアクセントとして効果を発揮。(左:Putty、右: Blue toon

 

デニムは、どの色も相性がいいのは紹介するまでもなく。(左:New Navy、右:Winter White 

 

ハイウエストパンツやスカートではセーターをインした着こなしも楽しめます。(左:Medium Grey、右:Marzipan 

 


私に合うちょうどいいサイズ

 

トレンドの形のセーターではありませんので、一般的なサイズ選びで良いと思いますが、身長156cm、160cm、170cmの3名のスタッフが、それぞれのサイズを着用レビューします。一枚で着るときはすっきりとしたシルエットに、ニットの下にシャツを合わせた時は程よいゆとりを持たせるなど、お好みの着こなしに合わせてサイズをお選びいただけます。

 

▼3サイズを重ねています。下から40、38、36のサイズで、裄丈で約1〜2cm、着丈は2cm程長くなります。

 

<3人で3サイズの着用レビュー>

 

▼身長156cm (Aさん)New Navy 36サイズ着用

▲Aさん(156cm)のサイズ比べレビュー

 36サイズ・・・こちらがジャストサイズ。窮屈感もなく、袖の長さも丁度良かったです。
 37サイズ・・・インナーを着る場合はこちらのサイズ。
 40サイズ・・・オーバーサイズで着ることも出来ます。肩のラインが落ちるので、こちらも問題なく着用できます。

 

 

▼身長160cm(Bさん) Medium Grey 38サイズ着用

▲Bさん(160cm)のサイズ比べレビュー

 36サイズ・・・窮屈感もなくコンパクト目に着ることができました。
 37サイズ・・・こちらがジャストサイズ。袖の長さ、丈感ともに程よいゆとりがありぴったりです。
 40サイズ・・・中にインナーを着る場合はこちらのサイズを選びたいです。袖は長めですが、リブで止まるので問題無しです。

 

 

▼身長170cm(Cさん) Blue toon 40サイズ着用

▲ Cさん(170cm)のサイズ比べレビュー

 36サイズ・・・小さいためこちらは選ばないです。
 37サイズ・・・コンパクトに着たい時はこちらのサイズ。身幅はゆとりがあるので、薄手の長袖インナーなどは問題なく合わせられます。
 40サイズ・・・こちらがジャストサイズ。袖は少し短めですがその他は丁度良いです。

 

 

普段着るサイズで選んで良い寸法で作られているセーターですが、1サイズ上を選んでゆったり目で重ね着を楽しんだり、1サイズ下を選んでトップスをコンパクトにするスタイルを楽しんだり、サイズの選び方でもシンプルなセーターの楽しみはあります。インナーの重ね着やアクセサリー、首元にスカーフを巻いたりしても◉。シンプルなものは、アレンジもでき、いろんなものと相性がいいということも、飽きがこないため長くご紹介できていることも実感。

重ね着を想定するサイズ選びのレビューもあったので、参考に襟元の4パターンもご紹介しておきます。

 

 

お客様に選びやすいようにと紹介してきましたが、3人のスタッフも今年迎えたい一枚を選びました。

 

<スタッフ3人はこれを選びました>

Aさん・・・【Forest】冬らしい深いグリーン色に惹かれます。色を取り入れたいけど明るい色はやはり抵抗があるので、「実はカラーセーター」くらいの色味がちょうど良いです。形が定番でシンプルなクルーネックセーターなので、合わせるアイテムに迷うことがないのがいいです。

 

Bさん・・・【Blue toon】ベーシックな色、落ち着いたトーンのニットはいくつか持っているので、Harley of Scotlandならではの発色が綺麗なブルーが気になります。青でも寒々しくなく、温かみのある色。定番カラーのボトムでニットを引き立たせたり、ブルーデニムと合わせてワントーンでまとめたり、自分にとって新鮮なコーディネートが楽しめそう。

 

Cさん・・・【Gorse Flower】何年前から黄色いセーターの購入を迷っています。それは以前にお気に入りの黄色いセーターを、洗濯で縮めてしまった苦い思い出のリベンジで、今年こそは迎えようかと思っています。日常にボトムはデニムが多く、冬のアウターはダークカラーが多いので明るい色を取り入れた冬を楽しみたいです。

 

 

 

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投稿者: ZUTTO編集部 日時: 2024年11月20日 14:00 | permalink

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