残暑というのに毎日のように続く猛暑日。「外出するのも憂鬱...」そんな風に感じる今日この頃です。
ネッククーラーは確かに涼しいけれど、見た目がカジュアルすぎて職場や外出先で使いにくい。機能重視の暑さ対策アイテムは見た目がイマイチで、おしゃれも楽しみたい女性には悩ましいところ。そんな悩みを解決してくれるのが、1枚のスカーフです。
汗取りに紫外線対策、ネッククーラーの目隠し、肌寒い季節にはおしゃれ小物にと便利です。
今回は、働く女性にこそ知ってほしい、スカーフを使った暑さ対策をご紹介します。機能性とファッション性を両立した、大人ならではの賢い夏の過ごし方です。
スカーフは単なるファッションアイテムではありません。特にコットンリネン素材のスカーフは、手軽に使えて実用的なアクセサリーだと思います。
・日光をブロックしながら肌を守る
・汗を吸収してもサラッとした着心地をキープ
・風通しが良く、熱がこもりにくい
・洗濯しやすく、毎日清潔に使える
そして何より、上品で洗練された印象を保ちながら暑さ対策ができるのが最大の魅力です。スカーフを使った3つの対策を詳しくみていきましょう。
使い方
首回りから肩にかけてスカーフをかけ、直射日光をブロックします。
夏にスカーフ?と思うかもしれませんが、コットンリネン素材のスカーフなら、強い日差しを和らげながら、汗をかいてもベタつかずサラッとした付け心地。いつものTシャツ×デニムスタイルも、スカーフを一枚プラスするだけで上品な印象に格上げされるので、おしゃれに特に重宝します。もちろん冬にかけてもオールシーズン使えるというのが便利です。
▲楽ちんスタイルにも、スカーフを合わせるだけで華やかさが加わります。
▲秋冬には、落ち着いた色味のウェアのアクセントにもなります。
9月に向かうというのに、まだ暑さは続く予報で、軽装での外出が続きそうです。そろそろ夏の装いにも変化をつけたくなるのが、おしゃれしたい大人の心理というもの。この色合いのスカーフなら、暑さ対策をしながら季節感も演出できて一石二鳥です。
使い方
市販のネッククーラーをスカーフで隠して、アクセサリー感覚で身に着けます。
機能性重視のネッククーラーも、お気に入りのスカーフで隠せばおしゃれなアクセサリーに大変身。オフィスでもこっそり使えて、お出かけにも気づかれることなく快適に過ごせます。
▲ 涼しいけれど、おしゃれ感を出すのが難しいネッククーラー
▲スカーフでおしゃれをしながら、ネッククーラーを隠すことができます◎
<ポイント>
・薄手のスカーフを選ぶとゴワつきにくい(おすすめ:コットンリネンネッカチーフ)
・ネッククーラーのサイズに合わせて結び目を調整
・ブルー系は、夏は清涼感、秋冬の装いには華やかさをプラスしてアクセントになります
使い方
小さな保冷剤をスカーフに包んで首に巻く、簡単DIYネッククーラーです。
保冷剤の硬さや冷たさをスカーフが和らげてくれるので、肌に優しく快適。見た目は完全におしゃれなアクセサリーなので、どこでも堂々と身に着けて涼しく過ごせます。
▲細めの保冷剤をスカーフで包みます。このサイズでしたら、2個分包めます。
▲首に巻けば、地肌に冷たすぎず程よい涼しさのネッククーラーが完成です。
<ポイント>
・ジェルタイプの保冷剤が柔らかくておすすめ
・ぐるぐる巻きつければ保冷効果が長持ち
・保冷剤が動かないよう、しっかり結んで固定できます
Q. 汗や水気で汚れたらどうお手入れすればいい?
A. 単独で優しく押し洗いしてください。コットンリネン素材なら乾きも早く、夏なら翌日にはまた使えます。
Q. どの巻き方がおすすめ?
A. ネッククーラーカバーとしては三角に折ってから結ぶ方法がおすすめです。ボリュームが出すぎず、上品な仕上がりになります。手作りクールネックとしては、くるくると保冷剤を巻き付ける巻き方がずれにくくおすすめです。
Q. 秋冬も使える?
A. 同じスカーフが防寒アイテムとして大活躍します。首元の保温はもちろん、ジャケットのインナーとして差し色に使ったり、バッグのアクセントにしたりと、年間を通して楽しめます。
スカーフ1枚でできる、見た目の美しさを保ちながら効果的な暑さ対策。機能性とファッション性を両立したい大人女性にとって、頼れるアイテムですね。質の良いスカーフを1枚持っていれば、夏の暑さ対策から秋冬の防寒まで、季節を問わず頼れる相棒になってくれるはずです。
<スタッフ一押しスカーフ>
コットンリネンネッカチーフ/Vincenzo Miozza
広げるとシアーな透け感を感じるネッカチーフ。定番のペイズリー柄はもちろんチェック柄など個性的な色柄が揃っています。こちらのノスタルジックなチェック柄のようにオレンジが入ると秋冬の装いにも合わせやすくておすすめです。