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形を楽しむ、ウールハット比べ

 

冬の帽子と言うと思い浮かべるのは毛糸を編み込んだニット帽でしょうか。

はたまたふわふわのファーが付いた見るからに暖かそうな帽子や耳あてが付いた帽子など、

外気を感じやすい頭や耳をしっかりと防寒する帽子が多いですが、

頭は顔に近く、他者から見ると目線が行く部分。

印象を決めるといっても過言ではないので、自分らしいアイテムを身に着けたいものです。

今回ご紹介するのは、冬におすすめしたい、ブリム(つば)の付いたハットたち。

暖かなウール素材で出来たハットは、意外にも長い歴史を持ち、

昔と変わらぬその姿が今でも人気の多いアイテムです。
 

【山岳地方で生まれた、伝統的なチロリアンハット】


 

まずご紹介したいのは、丸みを帯びたトップの形が特徴的なZapf(ツァップ)のハット。

1893年から、オーストリアのウィーンの地で職人の手により一点一点が作り続けられています。

 

Zapf(ツァップ)のZERMATT(ツァーマット)シリーズはいわゆるチロリアンハットと呼ばれるタイプ。

前下がりの形で後頭部に当たる部分が上に折れた形が特徴的なチロリアンハットは、

もともとオーストリアの山岳地であるチロル地方の農夫たちが

伝統的に身につけていたことからこの名が付いています。

小ぶりな飾りひもが付いているのもポイントで、伝統的な民族衣装を身にまとい、

飾りひもに羽を付けた人の姿を見たことのある方もいらっしゃるかもしれません。

チロリアンハットはウールをフェルト状にしたことで型くずれしにくい丈夫な帽子とし、

さらにウールが持つ撥水性と保温性の高さによって狩りやアウトドアに重宝されてきた経緯があります。

また、しなやかで光沢のある姿からそのファッション性も好まれて、世界的に人気を呼んだ帽子です。

 

Zapf(ツァップ)はそんなチロリアンハットを約120年前から

作り続け、高い品質と精巧な作りが高く評価されてきました。

その実績は王室御用達のメーカーとして表彰を受けたり、

1912年のウィーンで開催された博覧会でダイアナメダル銀賞を受賞したりと

数々の栄誉を受けるほど。今ではオーストリアを代表する帽子ブランドです。

Zapf(ツァップ)では、原料となるウールや羊毛フェルトは先に染め上げ、

フェルトを圧縮し、木製の型にのせて帽子を成形しています。

先染めをすることで鮮やかな発色を見せ、

美しいフォルムとしなやかで気持ちの良い肌触りが実現されています。

 

 

兎毛で出来たZERMATT(ツァーマット)は素材そのままの柔らかな作り。

空気を含んだ繊維により保温性が高く、被るだけで暖かさを感じられます。

ブリムやトップの部分が柔らかいので頭の形やファッションに合わせて形を変えられるのもポイント。

広めのブリムを下ろすと落ち着きのある印象に。

後ろ側やサイドのブリムを上げてみると、よりアクティブな印象に。

兎毛が持つ美しい光沢を見せながらコーディネートに合わせて形をお選びください。

 

 

 

渋めの色合いが光るTONI(トニ)シリーズはブリムが全て下がったコンパクトなデザイン。

ブリムに入ったステッチがアクセントになります。

羊毛で出来たこちらのシリーズは、ZERMATT(ツァーマット)に比べると

よりマットな質感で、ウールならではの高い耐久性、

つまり撥水効果の高さ・摩擦への強さ・汚れにくいという利点があります。

ステッチを入れた部分は一度生地を折り返して縫製しているので、

生地が切れにくい(ほつれにくい)というのも魅力的です。

 

 

 

こちらはロープリボンがアクセントになった、WAIDMANN(ヴァイドマンス)。

ZERMATT(ツァーマット)やTONI(トニ)に比べて小ぶりで、

どちらかというと女性らしい雰囲気があるWAIDMANN(ヴァイドマンス)は

トップに丸みを持たせて被ったりと変化を持たせて身につけることが出来ます。

ウールのマットな質感とブリムの端に布を縫い付けたことで、より上品な印象に。

 

 

◇Zapf(ツァップ)を合わせるなら

落ち着いた色味のZapf(ツァップ)のウールハットは男女問わずおすすめしたいハットです。

いつもの冬服に合わせるだけで、アクセントになるウールハットは

同じウールで出来たアウターやマフラーと相性が良く、

被ってみると品よく決まるので、お出かけの際に気軽に身に着けたいアイテムです。

帽子と服の色味を合わせると、さらに合わせやすくなります。

 

冬の王道、タータンチェックマフラーと。

 

アウター代わりにもなる、伝統的なカウチンニットと。

 

 

【デザインも抜け目のない中折れ帽】

 

帽子がファッションの中で大きな役目を果たすようになったのは19世紀。

今でも幅広く愛用者がいる中折れ帽やハンチング、カンカン帽といった様々な帽子が生まれ、

ファッションの一部として愛用されてきました。

トップにへこみを持たせた中折れ帽はブリムの広さやリボンの有無等によって、様々なパターンを持つ帽子と言えます。

 

 

古くから帽子の生産地として栄えてきたイタリア・フィレンツェで創業した

ITALIAN HAT COMPANY(イタリアン ハット カンパニー)も

そんな中折れ帽を始めとしたウールハットを作るブランド。

イタリアでは19世紀には小さな工房も多くの帽子を製造してきたものの、

現代では大量生産の波に押され、やむなく製造を止めてしまう工房が多い中で

イタリアメイドにこだわった帽子を作り続けています。

 

 

リボンの付いていない、とてもシンプルな中折れ帽のウール ハット。

それでいてどことなく存在感があり、垢抜けた印象があるのは

古くからの木型を使い、人々の頭の形と現代のファッション性を追求した職人たちの腕によるものと言えるでしょう。

「シンプルでカジュアル、そして日常の様々なシーンで気軽に被ることの出来る帽子」

という理念をまさに体現するかのようなウール ハットは

気兼ねなくコーディネートの仕上げに颯爽と被りたいアイテムです。

 

 

トップに向かって細身に仕上げ、ブリムを狭めに作っていることで

よりコンパクトに見えるウール ハットは、小柄な日本人の体型やショートヘアの方にも合わせやすい作り。

ハットを選ぶ際によくありがちな頭が重そうで全身のバランスが取りにくいという心配がないのは嬉しいですね。

また、GREY/BEIGE、BEIGEの2色は、ともに茶色と白、赤色とも言い切れない、何とも絶妙な色合い。

派手すぎず、渋すぎないトーンがコーディネートにも取り入れやすく、顔色もよく見せてくれます。

 

 

こちらはITALIAN HAT COMPANY(イタリアン ハット カンパニー)のラパン フェルト ハット。

毛足の長いウール ハットに比べて毛足を短くマットな質感に仕上げており、

ブリムの幅も広めに作られています。

クラシックな中折れ帽さながらリボンが付いており、クラウンとブリムがツートンになったデザインが目を引きます。

ラパンという名の通り、兎の毛を使用したラパン フェルト ハットはさらりとした肌触りで保温性も高い作り。

柔らかいので、前下がり後ろ上がりの形だけでなく、ブリムを全て下ろしてみたり、

トップを丸くしてみたりと自在に形を変えることが出来ます。

 

 

◇ITALIAN HAT COMPANY(イタリアン ハット カンパニー)を合わせるなら

小ぶりなウール ハットはあえて大きめのニットやワンピースに合わせるとバランス良く着こなせます。

堅い印象となりすぎない帽子なので、カジュアルなコーディネートに気軽に合わせても素敵です。

配色が特徴的なラパン フェルト ハットは単色の服と合わせてみては。

いずれの帽子も肌なじみの良い色合いなので、気軽に身につけられるのが何よりの魅力です。

 

ニットワンピースと合わせて上品に。

 

カジュアルなアウターにも合わせやすい。

 

単色のニットで帽子を主役に。

 

 

【ウールハットのお手入れ】

 

ウールハットは型崩れや風合いの変化を防ぐために

水洗いは避け、素材の特性をご理解頂いた上でご使用ください。

 

◇ご使用時のご注意点


・帽子を取り扱う際は、型崩れや破れ防止のために

頭頂部分ではなく、ツバの部分を持つようにしてください。

また、着脱の際にはツバを両手で扱うことをおすすめします。


・水洗いが出来ないため、極力汚れが付かないよう十分にお気をつけください。


・汗の染み込みを防ぐため、気温の高い室内や

電車の中等では帽子を取って頂くことをおすすめします。

 

◇ご使用後のお手入れ


・ご使用後は柔らかい馬毛ブラシなどで、毛の流れに沿って優しくブラッシングし、

ホコリや汚れを取り除いてください。


・ブラッシング後は陰干しを十分に行い、内側の湿気を飛ばします。

定期的に休ませながら使用することで、型崩れを防ぎますので、

少なくとも2~3日置きにご使用ください。

 

◇帽子の保管方法


・変色や虫喰いを予防するために、直射日光の当たらない

風通しの良い場所へ保管してください。

・箱の付いた製品の場合は箱に収納して保管頂くことをおすすめします。

もし箱がない場合は、薄い紙にくるんで保管してください。

・保管の際には防虫剤や乾燥剤のご使用をおすすめします。 

 

 

 

投稿者: 植田 日時: 2017年01月07日 11:00 | permalink

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