ずっと使いたいモノ、置いてます。

アタリが愛おしくなる

アパレル用語でよく使われる「アタリ」。文字通り、色々なところに当たってできる、部分的な色落ちのことをいいます。このアタリはパンツなどを穿き込んだ際に生まれますが、その度にヴィンテージ感が増し、自分だけの一着と変化していくのです。SETTO（セット）のSLIM ベイカーパンツも、長く穿き込んで生まれるアタリが楽しめる、まるでデニムのように育てていけるパンツなのです。

風合いを楽しむ万能パンツ

洒落見えする素材感を出すのはバックサテン素材。バックサテンとは裏側がサテンの織り方になっている生地のことで、丈夫で耐久性も高いものが多くミリタリーウェアやカジュアルなアイテムによく使用されています。今回のSLIM ベイカーパンツでは、20番手×16番手で織られたバックサテン生地を使用。手紡ぎのように細い部分や太い部分を意図的に作り出したムラ糸で織られた生地は、サテンの特有の光沢を抑えカジュアルで独特な風合いがあります。染色は顔料染めを採用しているので、着込むほどに自然と色が落ち、風合いが増していきます。
また、スウェーデンのポリジン社が開発した銀イオン(Ag+)による抗菌防臭加工「ポリジン加工」を施しておりますので、汗のにおいや部屋干し臭の原因菌の成長を抑制し、においの発生を防ぎます。無香料で肌にも優しく、抗菌防臭効果が長く続きます。
ただのカジュアルなパンツではなく、機能面も備わっているSLIM ベイカーパンツ。一本あるだけで大活躍してくれること間違いなしです。

形は裾に向かって次第に細くなるテーパードが程よくかかったスリムシルエット。カジュアルな素材感ですがシルエットがキレイめなので、どんなコーディネートにでも合わせられる万能な一本になっています。シンプルなデザインのシャツやふんわり揺れるフェミニンなブラウス、ビタミンカラーのカットソーなど、色んなテイストのトップスと合わせたくなりますね。
また、どんな靴との相性も良く、スニーカーでカジュアルを楽しんだり、パンプスで女性らしさを取り入れてみたり、革靴でかっちり決めてみたりと、スタイリングの幅がとにかく広いのです。
お持ちの洋服や靴、小物、どんなものにも馴染みますので、毎日のコーディネートの心強い味方になってくれます。

パートナーとなる服を

永く使われることを想定し、着心地の良い服を作り続けているSETTO（セット）。国内外のブランドへの素材提供で知られる岡山県・児島のテキスタイルメーカー、株式会社ジャパンブルーによって2014年から展開されているブランドです。

今ではデニムの聖地とも呼ばれる倉敷・児島は、かつて瀬戸内海に浮かぶ島でした。浅瀬を干拓し作られた土地は、米作りよりも塩気に強い綿花の栽培が盛んとなり、紡績業が発達。服装の洋風化が進み始めた戦前から学生服やジーンズを手がけ、戦後もアメリカのワークウェアブーム、ジーンズブームを経て、児島はジーンズの代表的な生産地となります。そんな歴史を持つ児島で、カジュアルウェアの生地を作り続けてきた株式会社ジャパンブルー。だからこそ出来る、説得力のある価値ある服づくりが今も続けられています。

SETTO（セット）の特徴は、素材の開発もデザインと捉え、テキスタイルの企画・販売で得られたノウハウをもとに糸、生地、色、形にこだわっていること。服を永く付き合うパートナーと考え、毎日の生活の中にある驚きや発見の喜び、楽しさを見つけながら、本質を大切にした服づくりを続けています。