ずっと使いたいモノ、置いてます。

2羽の仲良し雷鳥さん

富山県の鋳物メーカー・能作より、長野県の県鳥である雷鳥をモチーフにした箸置きが届きました。天敵から身を守るため、春・夏は褐色、冬は純白に羽毛を変化させる様子を真鍮と錫とで表現した箸置きセットです。2羽の雷鳥がちょこんと仲良く並ぶ様子は、見ているだけでほっこり和みます。

毎日の食卓にはもちろん、お客様をもてなす際やお正月などのおめでたい日に選ぶのも素敵です。使わない間は窓辺に置いてみたり、玄関に飾ってみるのはどうでしょうか。きらりと光って確かな存在感です。

手づくりならではの温かみ

能作（のうさく）の雷鳥のはしおき 2ヶ入は錫（すず）からできています。錫は、金・銀に次ぐ高価な金属であり、酸化しにくく抗菌作用が強いという特性を持っています。金属特有の臭いもしないので、衛生面が気になるテーブルウェアにはもってこいの素材なのです。また、錫は通常、硬度を持たせ切削性を高めるために他の金属材料を加えますが、能作（のうさく）の錫はそれらを一切含みません。昔ながらの鋳造技術により、純度100%の錫を作り出しているのです。

高山に生息し、神の使いとも呼ばれる雷鳥。諸説ありますが、雷が鳴るときに活動することが多いことから雷鳥という名前が付いたのだとか。勇ましい名前ですが、冬には白い羽に変わりモコッと丸くなるかわいい鳥さんです。そんな雷鳥2羽がセットになった雷鳥のはしおき 2ヶ入。箸置きとしてはもちろん、小さなオブジェとしてもキッチンを彩ります。

ご自宅用にはもちろん、結婚祝いや引越し祝いといったギフトシーンの贈りものにも最適です。受け取った人の顔が思わずほころんでしまう、能作（のうさく）の雷鳥のはしおき 2ヶ入です。錫のカトラリーレストは食卓を品良く仕上げてくれますし、和洋食どんな食卓にも似合うのもポイントです。

伝統に培われた高い技術

株式会社能作（のうさく）は、富山県高岡市の鋳物メーカーです。富山県高岡市は慶長14年（1609）、加賀藩主の前田利長が 高岡の町を開いたことを機に、“商工業の町”としての発展を遂げることになりました。株式会社能作は大正5年（1916）、高岡の地に伝わる鋳造技術を用いて仏具製造を開始。鋳造とは、鋳型（いがた）に溶けた金属を流し込んで製品を作る加工方法で、できた金属製品は鋳物（いもの）と呼ばれています。

そんな鋳物生産の技術をもとに、能作は現在、用途や製品に応じた鋳造方法、金属材料（錫、真鍮、青銅等）を用い、味わいのある製品を生み出しています。長い歴史の中で、伝統のみにとらわれず新しいものを追い求めていくその姿勢も、能作のこだわりである、【「能」が詰まった味わいのある製品、「作」への好奇心を形にすること】を体現しています。