ずっと使いたいモノ、置いてます。

さらりと気持ち良い夏のニット

JOHN SMEDLEY（ジョンスメドレー）の代名詞とも言える、ハイゲージの30Gニット。薄手でやや透けのある上品な質感は、袖を通すとその滑らかさに驚かされます。ハイゲージになればなるほど生産には高度なテクニックを必要としており、長い歴史を持つJOHN SMEDLEYだからこそ実現できる、シルクのような光沢とカシミアのような肌触りの一着です。

フレンチスリーブコットンニットプルオーバー S4415は、肩まわりを優しく包むフレンチスリーブと、ゆとりのあるシルエットが特徴のプルオーバー。日本別注の形なので、海外ブランドの服はサイズが合わないという方にも選びやすいデザインです。細部までこだわってデザインされたシルエットは、身体のラインを拾いすぎず一枚で決まり、また、フレンチスリーブによって腕周りを綺麗に見せてくれるというのも嬉しいポイント。通勤や学校行事など、暑い日にもきちんとしたスタイルを作りたい、そんな日にぴったりな一着です。

こだわり抜かれた素材選び

JOHN SMEDLEYでは、そのシーズンで最も品質が良いと判断したシーアイランドコットンを使用しています。シーアイランドコットンとは、元来アメリカのジョージア海岸沖の島々で栽培されていた綿花のこと。その後アメリカから西インド諸島を含む世界の様々な地域へ渡り、品質が高く評価されているコットンです。

シーアイランドコットンはふさわしい気候や土壌、そして正確な農芸技術が必要で、条件が揃った土地にのみ成長すると言います。高い品質は英国王室にてシーアイランドコットンの使用を促すしきたりがあったほど。エリザベス一世がシーアイランドコットンをシーツやネグリジェに用い、それ以降、英国の貴族、紳士階級のステイタスシンボルとして知られています。

そんなシーアイランドコットンで編み上げたフレンチスリーブコットンニットプルオーバー S4415。さらっとした肌触りが気持ちの良い一枚で、きめ細やかな生地がニットであることを忘れさせてしまうほど快適な着心地。パーツの継ぎ目も丁寧に編み上げられているので、袖を通すと身体にしっくりと馴染んでくれる点は、さすがJOHN SMEDLEYと感じる一着です。ネットを使ってご自宅の洗濯機で洗えるので、暑い時期にも気兼ねなく着ていただけます。

受け継がれる伝統と技術

JOHN SMEDLEY（ジョンスメドレー）は、ピーターナイチンゲール氏とジョンスメドレー氏によって1784年にイギリス、ダービシャー州にて設立されました。設立当初は綿花の紡績と生地作りから始まり、18世紀の終わり頃には、毛織物や靴下製造を手がけるようになっていきます。1819年には、ジョンスメドレーの息子であるジョン2世が24歳の若さにして先代の後を継ぎ、紡ぎや編み、縫製までの全工程を自社で行うべきという方針を掲げました。この方針は、JOHN SMEDLEYが小さな紡績工場からニットメーカーとして知られる原動力となります。また、4代目になると当時最先端の紡績機と編み機を導入し、ファインゲージニットウエアの製造に着手していくようになりました。