ずっと使いたいモノ、置いてます。

小さなサイズに、たっぷりの品格

英国の伝統を受け継ぐレザーブランド「BEROMA（ベオーマ）」が手がける、ちょっとしたお出かけに、軽やかさと品の良さを添えるミニトート。スマートフォンや財布など、日常の必需品を心地よく持ち運べるサイズ感と、上質な革の魅力を兼ね備えたショルダーバッグです。ベースとなったのは、もともとイースターエッグを運ぶために作られた遊び心あるトートバッグ。可愛らしいサイズ感でありながら、素材選びから仕立てまで、一切の妥協なく本格的につくられています。

ブルームが上質な革の証

イギリス製の「イングリッシュブライドルレザー」を使用したお財布。使用されているブライドルレザーは、もともと馬具に使われていたことからも分かるように、耐久性に優れた堅牢な革素材。植物タンニンで丁寧に鞣された牛革に、天然由来のグリースがたっぷりと染み込んでおり、使うほどにしっとりと馴染み、革の艶が育っていきます。時折、革の表面に白く浮かび上がるのは「ブルーム」と呼ばれる現象で、内部に浸透した油分が現れた証。これも、ブライドルレザーならではの美しいエイジングの一部としてお楽しみいただけます。

スマートフォンやお財布など貴重品を入れて、普段使いとしてはもちろん、きちんとした場面でも使える2WAYミニトート。BEORMAを象徴するメッシュレザーハンドルがアクセントとなり、シンプルながらも個性の光るデザインに仕上げられています。取り外し可能なショルダーストラップもついているので、カジュアルに斜めがけにしたり、きちんとした場面ではハンドバッグとして使ったりと、場面に応じて印象を変えて持つことができます。カラーは、クラシックな佇まいに調和するブラック・ダークブラウンの2色をご用意しました。洗練された印象を保ちつつ、日常の装いにもすっと馴染むバッグです。

WHITEHOUSE COX のDNAを受け継ぐ、英国発のものづくり

BEORMA（ベオーマ）は、イギリス・バーミンガム近郊の革製品の聖地、ウォルソールで誕生したレザーブランドです。
ブランド設立の背景には、英国老舗ブランド「WHITEHOUSE COX」の工場閉鎖という出来事がありました。140年以上にわたり英国製革小物の名門として知られた同ブランドが後継者不在で幕を閉じた後、中心的な職人たちが再集結し、その技術と精神を受け継ぐかたちでBEORMA（ベオーマ）は立ち上がりました。

創業者アレックス・シンプソン氏の「英国のものづくりの灯を絶やしたくない」という強い想いから、革職人の町・ウォルソールに自社工房を設立。かつてと同じ製法、同じ設備、そして同じ職人の手により、革の裁断から縫製に至るまで、丁寧なハンドメイドで製品を生み出しています。ブランド名の「BEORMA」は、3世紀頃にバーミンガムの起源となった小さな村の名前に由来しており、地域と伝統への敬意が込められています。

使用するのは、世界有数のタンナーより調達したベジタブルタンニンレザー。その中でも代表的なのが、ブライドルレザーです。馬具に用いられてきた堅牢さと、美しい経年変化を兼ね備えた素材で、革好きを魅了し続けています。