ずっと使いたいモノ、置いてます。

いつもの服に、小さな違い

「スタイルに添える塩胡椒」をコンセプトに、シンプルで洗練されたジュエリーを手がける 5/8 STUDIOS（ファイブエイスストゥディオス）。NYを拠点に活動してきた日本人女性デザイナーが生み出す、365日、毎日のスタイルに寄り添うジュエリーブランドです。

コレクションには、イヤーカフやリング、ネックレスなど、多彩なアイテムが揃います。今回は、その中でも特に人気の高いアイテムを厳選してご紹介。大量生産できるものではありませんので、受注会という形でご注文をいただいた分だけ作っていただけることになりました。

デザイナーが提案する3つのネックレス

この球体のネックレスは、月の満ち欠けのような角度をつけたデザインが特徴で、石が真正面に来ない控えめなニュアンスが様々なファッションのアクセントになるネックレス。
2つの半円を合体させるときに、職人の手仕事で斜めに傾くように計算した箇所にチェーンを合わせています。まるで小さなモニュメントのようにどの角度から見ても美しいネックレスです。

Snow Flakeは、ブラックをベースに、雪の結晶のようなグレーの斑点が広がるモノトーンの天然石。クールなブラックの中にある雪のような白い模様が特徴で、「決断力を促し、困難を乗り越える守護石」ともいわれる石です。内包物によってあらわれる雪の結晶のような模様は、火山の溶岩が急速に冷やされることによって生まれた天然のガラス質によるものです。

African Opalは、ミルキーベージュをベースに、ピンクやブラウン、ブラックなど、様々な色が混じり合った世界に一つだけの天然石。白系の石を探している時に、白とクリームの間で洋服で言うなら杢ベージュのような雰囲気に惹かれたといいます。服のデザインをしている目線も大きく、心に平和をもたらし、感情を穏やかにして直感力を高めるとも言われる石。シリカを含む水が地中で長い年月をかけて変化することで形成される天然の宝石です。

Silver 925は、白に近いホワイトゴールド（10K）をシルバーに重ねたデザイン。デザイナー自身、シルバーを好んで着けていた時期もありましたが、年齢を重ねる内にゴールドを身に付けたいと思い、シルバーリングの隣にゴールドリングを重ねてみたのがきっかけで、シルバーとゴールドをミックスさせる素敵さを提案しています。あえてホワイトゴールドを使いシルバーに対してニュアンスなイエローに輝く色味がさりげない拘り。普段ゴールドを着けない方も挑戦しやすく、またゴールドが多い方がトライするシルバーとしてもおすすめです。

気配りのデザイン・長さで楽しむ重ね付け

ネックレスは長さの調整が可能です。長さが異なるネックレスチェーンを重ねるとメリハリが出て、すっきりとした印象の重ね着けに。他のネックレスと重ね付けをされる方も多く、デザイナー自身もシンプルなチェーンネックレスと重ねることがあり、合わせるネックレスとバランスが取りやすいようにしています。また、服の首周りの開き具合やデザインによっても変えられるのも魅力の一つです。
天然石やゴールドパーツが手作業による石留め技法で、職人が一つ一つ作り上げているネックレス。その手仕事の繊細さも感じていただけるまるで小さなモニュメントです。どの角度から見ても美しい飽きのこないネックレスです。

料理に添える塩と胡椒のように

5/8 STUDIOS（ファイブエイスストゥディオス）は、2020年にニューヨークのアパートの一室で、サンプル作りから始まりました。デザイナーは、ニューヨークと東京のアパレルブランドで洋服や小物のデザインを手がける中で、スタイリングの仕上げがいかに大切かを実感したと言います。ジュエリーをつけるかどうかで、コーディネートの印象は驚くほど変わる。例えば、Tシャツとデニムのラフなスタイルも、ジュエリーをひとつ加え、上質なシューズとレザーバッグを合わせれば、ぐっと洗練された雰囲気に。まるで料理の仕上げに振る塩や胡椒のように、ジュエリーは装いに最後のひとさじのスパイスを添えるもの。

けれど、そんな役割を果たせる理想のジュエリーが世の中には意外と少ない。そう感じたことが、ブランドを立ち上げるきっかけになりました。

NYのジュエリースタジオで技術を学びながら制作を続けるうちに、「仕入れたい」という声が届くようになり、ブランドとして本格的にスタート。洋服や小物のデザインを経験してきたからこそ、ジュエリーは単なるアクセサリーではなく、ファッションに寄り添い、引き立たせ、そして調和をもたらす"塩・胡椒"のような存在だと確信しました。ファッションデザイン、ものづくり、日常の延長線上にあるジュエリー。それぞれのスタイルに溶け込みながら個性を引き出す。そんな実用的で現代的なデザインを生み出しています。