着膨れを抑えたすっきりしたラインと軽快な着心地が魅力のスタンドカラーダウンベスト。ダウンには日本国内で食肉用水鳥の副産物として産出されるものを使用し、洗浄も国内で行っているため、羽毛特有のにおいが抑えられているという信頼のクオリティーです。季節の変わり目や冬の室内着として、さらに寒い時期にはインナーダウンとしてと、秋冬の間、あらゆる場面で重宝する一着です。
ダックの飼育から全工程を国内で
スタンドカラーダウンベストに使われているのは、「Japan Duck(ジャパンダック)」の羽毛。日本国内の信頼のおける農場で飼育されている、チェリーバレー種のダックダウンです。上質な食肉用として、大切に飼育されており海外の安価なダックに比べると、約2倍程度も長い飼育期間が設けられているのだそう。そのため、充分に育った良質で大きな羽毛がジャパンダックの特徴で、保温性や弾力性にも富んでいます。清潔な水と清潔な床面、良好な日当たりと風通しの良い環境でのびのびと育てられ、飼料には薬品を使用しない。飼育から羽毛の洗浄まで、全ての工程を日本国内で行われているからこそできるクオリティーなのです。
長いスタンドネックのデザインで、首までしっかりと暖かくマフラー要らずのダウンベスト。フロントはファスナーとホックの二重仕様で、前立てがしっかり閉じる設計。風が入り込みにくく、ベスト内のあたたかな空気を保ってくれるので、薄手のカットソーと合わせるだけでも十分な暖かさです。襟は立てても広げてもきれいなシルエットで着用できる用に考えられており、性別や洋服のジャンルにこだわらず、自分らしい着こなしを楽しんでほしい、という願いを込めて作られたアイテム。身幅も絶妙なシルエットとサイズ感でデザインされているため、小柄な女性から男性までユニセックスで着ていただけます。
上質な羽毛に欠かせない水と気候
河田フェザーの工場がある三重県明和町は、工場の西側に、日本屈指の降雨量を誇る大台ケ原山地があります。山地に降った大量の雨は、地下深くまで浸透し、1000年以上の長い年月をかけて水に溶ける鉱物を洗い流し、ミネラルをほぼ含まない硬度の低い軟水として、工場を構える伊勢平野に流れています。そして、大台ヶ原山地の山々へ雨を降らせた後の乾いた風が一年を通して吹きおろします。羽毛の細部を洗浄するためには、伊勢平野に流れる水と乾燥して湿度の低い気候が欠かせないのだそう。自然の恵みと河田フェザーが誇る技術が融合し、高品質な羽毛が供給されています。
羽毛に真摯に向き合う
2021年に羽毛専業メーカーである河田フェザーから生まれたブランドKWD(ケーダブルディー)。河田フェザーは1891年の創業以来、羽根つきペンや毛ばたき、破魔矢など、羽根の特性を活かした製品づくりに長く関わってきました。1970年代にはアメリカでダウンの知見を学び、日本でいち早くダウンジャケットの生産を開始。現在は三重県明和町の工場を拠点に、国内トップクラスの羽毛専業メーカーとして、羽毛の品質向上に向き合い続けています。
河田フェザーの大きな特徴のひとつが、羽毛の品質を可視化するという姿勢です。羽毛は中身が見えず、品質をごまかそうと思えばできてしまう素材のため、近年、粗悪な羽毛が混入していることが増えています。製品表示の偽装や十分な洗浄がされず汚れの多いままの羽毛の混入など、その問題は深刻になっています。同社はこのような経緯から、最高品質の自社の羽毛を実感してもらいたいと考え、KWD(ケーダブルディー)を立ち上げました。羽毛に関わる全ての工程に真摯に取り組む姿勢が、KWDのプロダクトにある安心感の源になっています。
また、同社は羽毛メーカーとしての責任を重く受け止め、未来の羽毛を守る取り組みにも注力しています。短期飼育の若鳥が増え、良質な羽毛が世界的に減っている現在、同社が導き出した答えは「清潔な羽毛をつくり続けること」と「良質な羽毛を循環させること」。使用済みの羽毛製品を回収し、希少な高品質羽毛を選び直し、洗浄・回復加工を施して再び製品へと生まれ変わらせる。100年以上使える羽毛の性質を生かした長期循環システムを、自社工場で実際に運用しています。
羽毛を循環させることは、単に素材を再利用するだけでなく、廃棄時に発生する二酸化炭素の削減にもつながり、環境への負荷を大きく減らす取り組みでもあります。見えない部分まで誠実に扱う姿勢、技術に裏づけられた透明性、そして次世代へ良質な羽毛をつなげるための努力を続けるメーカーです。


























| サイズ | 着丈:約75cm
身幅:約55cm 肩幅:約40cm 襟の高さ:約12cm サイズガイドはこちら |
| 重量 | 約550g |
| 素材 | 詰め物 :Japan Duck(ダウン90%・フェザー10%)
表地:ポリエステル100% 裏地:ナイロン100% |
| 生産国 | 日本 |
| 箱有無 | 無 |
KWD(ケーダブルディー)は、羽毛専業メーカー・河田フェザーから2021年に生まれたブランドです。河田フェザーは1891年の創業以来、羽根の加工を軸に歩み、1970年代には日本で早くからダウンジャケットの生産を手がけました。現在は三重県明和町の工場で、高品質な羽毛づくりに取り組み続けています。羽毛は中身が見えないため、品質をごまかそうと思えばできてしまう素材。それでも河田フェザーでは、洗浄・選別・回復加工の全てに真摯に取り組み、この姿勢が、KWDのプロダクトの質を高めています。
また同社は、良質な羽毛の減少に向き合い、使用済み羽毛を選別し洗浄して再び製品へ生かす循環システムを構築。二酸化炭素排出削減にもつながる取り組みで、次世代へ良質な羽毛をつなぐことを目指しています。
| 商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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¥39,600(税込) |
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¥39,600(税込) |
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カートに追加されました
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