ずっと使いたいモノ、置いてます。

縁起柄のそば猪口と豆皿セット

白い余白に細やかで丁寧な絵付けが施された九谷焼の器。細い筆を使い、優しいタッチで描かれた模様は、見るだけで私たちをほっとさせてくれるデザイン。また、そば猪口と豆皿がセットになっていることで、うつわとしての使い方の幅を広げてくれます。

暮らしに馴染む器

シャープな幾何学模様は矢羽のパターン。矢じりの羽を描いた矢羽模様は、着物の柄や家紋などにも使われてきた、私たちにとって親しみ深いもの。邪気を祓う縁起物としても知られているので、結婚や引越しといったお祝いのシーンにぴったりな贈りものにもなります。

そば猪口としてはもちろん、お茶やコーヒーを注ぐフリーカップとしてもお使い頂けますし、和え物などを盛って食卓に並べるのも素敵です。一緒に豆皿がセットになっていますので、お蕎麦やそうめんなら薬味を添えて、緑茶をお客様に出す時はお茶菓子を添えて、といろいろなシーンにご使用頂けます。染付の青と赤絵の2個セットですので、ペアで使ううつわとしても便利です。

九谷焼の魅力

開業明治42年(1909年)の宮本泰山堂(みやもとたいざんどう)。泰山窯は、石川県小松の地で、古九谷の本流伝統と言われる色絵磁器を中心に「伝統とモダンの融合」「何よりも楽しんで使える器」とテーマとした作陶を行っています。創業当時は九谷焼商店だったそうですが、3代に渡って泰山堂が受け継がれてきた中で、「使って楽しい器とは？」「毎日の食卓に載せたい器」を求めた結果、泰山堂はオリジナルの器づくりを行う作陶工房へと姿を変えたのだそう。

九谷特有のふっくらと厚く盛り上がる青（緑）、紫、紺青、黄の上絵付にこだわりながら、「伝統とモダン」、「楽しんで使える器」の2つを職人技で形にし、使いやすい絵柄にまとめ、日常の食卓へ送り出しています。

九谷焼きは江戸時代、加賀藩主前田家が陶土を発見し、磁器の製作を始め、その後、肥前有田で陶磁器の技術を学び、お茶を楽しむための器などへと広がったと言われる日本の伝統工芸です。白く澄んだ素地に様々な文様を添えて食器として使いやすく目も楽しませてくれるのがその特長で、磁器の硬いガラス質素材の白地に映える色絵が魅力です。

一般に、九谷焼は五彩（青・黄・紺青・紫・赤）で表現しますが、宮本泰山堂(みやもとたいざんどう)は、生地の白色も一色と数え、「六彩」での絵付けにこだわります。そんな余白を活かしたモダンデザインは、現代のライフスタイルの中で生きる器になっていくのです。

欠品時の次回入荷日につきましては、未定となっております。一つ一つ手作りのため、入荷連絡メールにご登録いただきお待ちくださいませ。（購入の予約ではありませんので、あらかじめご了承ください。）