宮城の岩出山近辺に古くから伝わる篠竹。
仙台市よりも50キロほど北部に位置する大崎市岩出山地区では、江戸時代のころから武家の内職でかごやざる作りが始まったと言われています。その地域に自生していた篠竹を業務用や暮らしの用途に合わせて作り、地元の産業として発展伝えられた300年の長い歴史があります。
時代の流れとともに種類も生産量も減少しており、現在では貴重なものとされ、伝統工芸に指定されている篠竹細工。
それは、硬さや厚みの異なる何種類ものひごを使い分け、正確に、細密に組み上げた仕げられています。
篠竹 底角大まるは、収納かごとしておすすめです。
スリッパ入れや、くずかご、野菜の収納にも良いですが、雑誌やブランケットなどを入れてインテリアとしてお使いいただきたいかわいい形です。上からみると丸い口をしたかごですが、底面は四角という個性的な形。ゆったりとした斜めの編み目が東南アジアのバスケットを感じさせる印象です。
竹は丈夫で割れる心配も少ないので、気兼ねなく使うことができ、飴色に経年変化する様子を楽しめる素材です。
また、日本の竹かごは、日本の暮らしの中で生まれた道具としての機能だけでなく、暮らしの中にとけ込む馴染みやすい、大きさ、形、色があります。
素材の調達から加工までは、日本人らしくまじめに丁寧であるために、素材の耐久性が生かされた丈夫な作りの製品からは、一つ一つ手作りの温かみもあり、使い手が愛用したくなる要素がたくさん詰っています。
世界にはさまざまな各国さまざまな自然素材で竹の製品が作られ、愛用されてきました。その中でも日本はちょっと特別で、日用品の竹かごだけでなく、美術工芸品としても発達してきました。歴史を掘り起こせば、千利休の時代から、茶道の世界で花かごとして竹かごは使われています。
日本ならではの繊細な手仕事が生み出した竹の工芸品と暮らしの日用品の竹かご、どちらも人々の丁寧なものづくりの精神が反映され、現代でもその美しい仕事に私たちが感動させられます。
日本の長い歴史の中で生まれた生活の知恵がつまった手工芸、同じ日本でも地域によって暮らし方が少し異なり、作られた道具も少し異なります。そこに共通しているのは、日本人の真面目なものづくりの心と技術があるということです。
プラスチック製品にない使い続ける楽しみがある竹素材で愛着をもったモノとの暮らしも見直してみても良いかもしれません。
サイズ | 直径28×高さ23cm
※内径25cm |
重量 | 約284g |
生産地 | 東京都 |
素材 | 篠竹 |
「ずっと愛着をもって使い続けられるモノと出会いたい」「出会ったときの嬉しさを共有したい」。ZUTTOは、そんな思いからはじまったセレクトショップです。
スタッフが長年愛用しているモノ。いろいろな方に愛されてきたモノ。実際に使ってみて本当に自信を持っておすすめできるモノ。そして、環境にやさしく、安心な素材。手に取れば分かる、作りの丁寧さ。そして、ずっとそばにおきたいと思える美しいデザイン。
愛着をもってずっと使い続けられるモノに出会えた時は、嬉しさもひとしおです。セレクトショップとして日本に伝わる道具たちもご紹介します。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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篠竹 底角大まる
送料:一配送660円・11,000円以上で送料無料(一部地域除く)
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