赤、金、青の彩色が特徴の清水焼。そこに緑と黄色が含むぐい呑み 赤間取山水は、その絶妙な配色加減が水墨画の山水をモダンに生き生きと変えたようで惹かれる絵付け。
土っぽく鈍い赤色の渦模様は日本の伝統模様の一つでもあり、昔から着物や風呂敷、焼き物に描かれてきた模様です。その中に描かれた山水画の情景は、墨で描かれるしっとりとした趣と一味異なる現代的な物語に感じます。
お茶やお酒はちょっとした違いで美味しくなるといいますが、淹れ方だけでなく、飲む器にこだわり選ぶことで、香り・味だけでなく目でも楽しむことが出来ます。
伝統工芸の清水焼を作る西川貞三郎商店のぐい呑み 赤間取山水は、90ccの量だからこそ味わえる凝縮された玉露やあえてエスプレッソを楽しみたくなる素敵なぐい呑。もちろんお酒用にもお使いください。
丁寧な筆運びを想像する繊細・緻密な絵柄は、香る飲み物の余韻も楽しめるぐい呑で、お客様のおもてなしにも用意しておくと、お茶や宴の席の会話も弾みそうですし、赤が綺麗な焼き物ですので、贈り物にも喜ばれるのではないでしょうか。
京都の美意識
清水焼は、京都を代表する伝統工芸品の一つで、もともと清水寺に向かう清水坂界隈の窯元で焼かれていたものを指してそう呼んでいたのが始まりです。日本の各地の有名な陶磁器が、その土地固有の土や水など自然条件を生かしてつくられているのに対し、1000年に渡り、都として人々が集まった京都の美意識や文化が影響し、日本独特のわびさびの文化を感じさせる焼き物であることが特徴といえます。
京都は都であったことから、古くから日本の中心地として全国の焼き物が集まる巨大な市場でした。
桃山時代に入ると茶の湯の流行とともに京都市内でも茶道具、器を作るようになり、茶人や宮家・公家、各地の大名や寺へ献上されるようになりました。現在でも300以上の窯元があります。
シンプルモダンに進化
大正6年創業で、まもない大正10年頃からシベリア・中国南洋諸島へ清水焼や生活用品の販路拡大に努めていた老舗、西川貞三郎商店は、日本の伝統文化に根差した新商品を開発しています。
現代においては、珍しいことではありませんが、創業当初から国内だけにとどまらず、パリやオランダなどヨーロッパを中心に広く清水焼を紹介している老舗メーカーです。その功績から、全国中小貿易京都連盟の初代会長となり、京都伝統工芸品の輸出の草分けの一人として名を残し、日本の都、京都で大切にされてきた清水焼は、今も昔も世界で注目され続けています。
西川貞三郎商店の作る器は、日本の美しい風景を連想させつつ、雪・月・花をコンセプトに見立て、釉薬の重なりが織りなす繊細さや、澄みきった職人の技と揺るぎない伝統 、華やかさを愉しむ京の遊び心を器で表現しています。日本らしさを大切にしながらも海外にも目を向け、シンプルでいてモダン。それでいながら、日本人ならではの美的感覚がきちんと盛り込まれた情緒ある焼き物です。
サイズ | 直径約6×高さ5(cm) |
重量 | 約76g |
容量 | 90ml |
箱サイズ | 縦約11.5×横11.5×高さ8.5(cm) |
生産地 | 京都 |
素材 | 陶器 |
箱有無 | 有 |
古都京都は五条坂。焼き物の窯や陶房が軒を連ねる界隈に西川貞三郎商店はあります。1917年創業以来、京焼・清水焼を中心とした陶器、磁器などを国内外に販売している西川貞三郎商店は、清水焼や日本の伝統工芸品の販売促進につとめ、日本の伝統文化を世界に紹介する老舗です。
清水焼は、江戸時代から続く焼き物で、京都の清水寺の参道である五条坂で焼かれていました。明治以降も清水周辺では焼き物が盛んに作られ、京都の焼き物=清水焼という呼ばれ方が定着しました。
経済産業大臣指定伝統工芸品及び京都府知事指定伝統的工芸品の指定を受けた日本の文化の象徴とも言える焼き物の一つです。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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![]() ぐい呑み 赤間取山水
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