
仕事へ向かう日をはじめ、少し整えた装いで出かけたいと感じる機会は、思いのほかあるものです。久しぶりに会う友人との食事や、美術館を訪れる午後、家族との少しあらたまった集まりなど。そんなとき、クローゼットの前で迷わず手に取れるシャツがあるだけで少し気楽になるはず。きちんと見えて、無理がなく、気づけば出番が増えていく。そんな一枚を目指して、ZUTTOのオリジナルシャツをつくりました。
かたちはベーシックなスタンドカラー。同じ型紙を使い、素材違いで2種類ご用意しました。ひとつは、オーガニックコットン天竺と布帛を組み合わせたドッキングタイプ。もうひとつは、ヴィンテージ加工を施したコットンポプリンで仕立てた布帛タイプです。
▲ カットソー感覚で着られるドッキングタイプ。
▲ ヴィンテージ加工で柔らかな風合いの、ベーシックな布帛タイプ。
見た目は似ていても、袖を通したときの感触や全体の印象が変わります。長く着続けたくなるかたちを、素材で選ぶ。そんな新しい定番の提案です。
まずは共通のかたちから。ベースは、日常に取り入れやすいスタンドカラーのシャツです。ボディはゆったりとしたオーバーサイズでありながら、袖はすっきりと細めに設計しました。
全体に余白を持たせつつも、だらしなく見えないバランス。
袖口のカフスはやや長めに取り、ボタンを2つ配しました。留め方によって印象にさりげない変化が生まれ、シンプルな中に小さなアクセントが加わります。後ろ身頃にはギャザーを入れず、背中のラインはすっきりと。横から見たときの落ち着いたシルエットにもこだわりました。
両脇にはスリットを施し、ボトムスのポケットに手が届きやすい仕様に。動きやすさと実用性も備えた、日々に寄り添うかたちです。
カットソー感覚で着られるドッキングタイプ
オーガニックコットン天竺×布帛ドッキングスタンドカラーシャツ
2つのシャツのうち、1つはドッキングタイプ。身頃と袖にはインド産オーガニック超長綿を使用した天竺生地(編物)、襟と袖口のカフスには、綿100%の平織ポプリンにヴィンテージ加工を施した布帛素材(織物)を使っています。ただし、ぱっと見た印象では異素材を使っているように見えないほど自然です。
メインで使われている天竺生地は、インド産オーガニック超長綿を使用したもの。この綿が持つ独特のヌメリ感を残しながら、手触りは優しくシャリ感を感じられる質感です。肌離れが良いため、汗をかきやすい季節でも心地よく着られます。
また、この生地に使われているオーガニックコットンは「PBP YARN PROJECT」の対象素材です。インドの綿農家が有機農法へ移行するための支援や、農家の子どもたちの就学・奨学支援に活用される独自の基金が設けられています。
滑らかな質感で、ほんのり光沢感もある生地。上品な表情です。
襟と袖口のカフスには、綿100%の平織ポプリンに特別なヴィンテージ加工を施した生地を使用。目に留まりやすい袖口部分を布帛にすることで、カジュアルになりすぎません。天竺生地の柔らかな着心地と、布帛生地のきちんと感が調和したシャツです。
編物である天竺生地は、伸縮性があり柔らかいため、リラックスして着用できるのが魅力。普段あまりシャツを選ばない方にもおすすめですし、シャツをよく着る方なら着心地のいい一着として持っていると安心できる存在になるはずです。
▼こんな方におすすめ
・肌馴染みのいい素材が好きな方
・リラックスして着たい方
・シャツの上にもう一枚重ねて着ることが多い方
ベーシックな定番シャツ
もう一型は、すべて布帛で仕立てたコットンポプリンのスタンドカラーシャツ。使用しているのは、先にご紹介したドッキングタイプの襟と袖口カフスに使用しているものと同じ生地で、綿100%の平織ポプリンにヴィンテージ加工を施した生地です。
小ロットでじっくりと揉みほぐすことで、ふっくらとやわらかな質感に。さらに乾燥工程で洗いざらしのような表情を引き出し、新品でありながら落ち着いた風合いをまとっています。
▼こんな方におすすめ
・定番のシャツを探している方
・シャツらしいハリのある素材が好きな方
・羽織りとしても使いたい方
かたちは同じでも、素材が変わると着心地も、佇まいも少しずつ変わります。
伸縮性がありやわらかく包み込むようなドッキングタイプ。軽やかで、端正な印象を持つポプリンタイプ。どちらも、装いに迷ったときに自然と手が伸びるベーシックな存在です。季節や気分、合わせるボトムスによって選び分けることで、コーディネートの幅も広がります。
左:コットンポプリン スタンドカラーシャツ、右:オーガニックコットン天竺×布帛ドッキングスタンドカラーシャツ
長く着続けられるかたちを土台に、素材の違いを楽しむ。新しい定番としてぜひご愛用ください。
▼カットソー感覚で着られるドッキングタイプ
▼ヴィンテージ加工を施した自然な風合い
