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一年の総仕上げ。順序良く行う、年末の大掃除

 

 

 

毎日暮らしている分には感じなくても、いざお掃除をと思うと広く感じるのが家の中。

一日中家にいたとしても、寝室から始まり、リビング、洗面所、トイレ、キッチン、玄関…と様々な部屋に移動しているので、例えば服に付いたホコリや汚れも実は室内で移動しがち。また、部屋に置いてあるモノも場所によって異なるので、それぞれに見合ったお掃除やメンテナンスが必要です。

 

お掃除は中から外へ、汚れを出すイメージで行うと効率良く動くことが出来ます。

 

汚れが付きやすいキッチン、浴室、洗面所、トイレなど水回りからスタート。

暮らしのメインであるリビングや寝室を入念に。

仕上げに窓際や玄関を。

 

 

 

■万能クロスの出番

 

水回りのお掃除に活躍してくれるのがクロス(ふきん)。基本の拭き掃除はクロスの特徴を活かして効率良く進めたいものです。

 

 

奈良県の特産品である蚊帳織りの生地で作られたこちらは遊 中川(ゆうなかがわ)の花ふきん。経糸と横糸を交互に、比較的粗い目で織られていく蚊帳織りのふきん。強度を高めるために使う前は糊付けされておりパリッとした質感になっていますが、水に濡らせばすぐにくったりと柔らかくなります。

 

 

驚くのがその吸水性。
水がはねた部分に置くだけですっと水を吸い込んでくれる力があります。とても軽量で柔らかく、手に馴染みやすいのも嬉しい点。広げればあっという間に乾いてくれる速乾性もあります。何かと水に触れる機会が多いキッチン。シンクの周りの水はねが気になったり、食器に残った水が跡を付けてしまうことも。このキッチンで、花ふきんは台ふきんとしても、食器用のふきんとしても活躍してくれます。

 

 

 

かわってこちらは益久染織研究所の手つむぎクロス。ほぐした綿を糸車を使って紡いでいくという数千年前から変わらない手法で作られています。生地を見るとポコポコと凹凸があり、手で作ることによる特徴が分かります。この凹凸こそが空気を含んでふわふわとした肌触りを作り、同時に伸縮性を持たせる働きがあります。そのため肌には優しく、キッチンだけでなく様々な水回りに使いやすいクロスです。

 

 

和紡布スタートセットは、キッチンで使いやすい正方形のクロスのほか、フェイスタオルや身体洗い用のタオル、ハンカチとして使えるミニサイズもセットになっています。お掃除用だけでなく、自分の身体のために使えるほど優しいクロスです。

 

 

比較的生地の目が粗いものをご紹介してきましたが、目の詰まったものも、その良さがあります。フランス南西部からスペイン北部にまたがるバスクと呼ばれる地域で古くから作られてきた厚手の布、バスクリネン。丁寧に織り上げられた生地は家の中で幅広く役立つことで知られています。

 

 

 

このバスクリネンの生産を続けているONA-TISS(オナティス)。ONA-TISS(オナティス)が作るバスクリネンのクロスは、大判のワッフル生地で作られており、鮮やかな色が入っているのが特徴です。ワッフルの特徴的な生地はさらりとした心地良い肌触り。そして非常に吸水性に富んでいます。
水回りの拭き掃除用としてもちろん使えますが、それには少しもったいない…という場合には、エプロンにかけて手拭き用としてもおすすめ。高級エジプト綿を使っており、お洗濯の後も上質な手触りが続きます。

 

■キッチンは死角をチェック

 

毎日使うキッチン。それでも油を使った料理をすれば鍋に汚れが残ってしまったり、シンクの端っこにいつのまにか汚れが溜まってしまったり、と気づかぬうちに落とせていない汚れが隠れているかもしれません。一年の終わりだからこそ、このタイミングでそうした場所もお掃除したいですね。

 

 

 

調理道具の洗浄には平面上の作りになったスポンジのほかにも、奥行きのあるブラシが活躍してくれます。小さな箒のような形が可愛らしいこちらはiris hantverk(イリス・ハントバーク)の鍋洗いブラシ。iris hantverk(イリス・ハントバーク)は1870年からスウェーデンのストックホルムでハンドメイドのブラシを作り続けています。鍋洗いブラシはマメ科の植物の根であるエニシダと呼ばれる素材が原料。手作業で束ねられた鍋洗いブラシは、天然素材ならではの不規則な太さが汚れをしっかりキャッチ。こすっても金属製のたわしなどに比べて当たりが優しいのも特徴です。

 

 

 

同じくiris hantverk(イリス・ハントバーク)から、こちらは長い柄の付いたディッシュブラシ。
海外ではお皿洗いにこうしたブラシを使うことも多くあります。その利点のひとつは水に手が触れないということ。冬の水が冷たい日でも気兼ねなくお皿洗い出来るほか、ポットやタンブラーといった少し深さがある食器もらくらく洗浄が出来ます。馬毛とタンピコファイバーという柔らかい毛を使っていることで食器を傷つけなくて済むので、安心です。

 

 

■掃除機の前の、ホコリ落とし

外履きを脱いで生活する日本では掃除機で部屋全体を掃除する方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。掃除機は基本的に床のホコリを取り除くことがその役割ですが、大掃除には、普段触る頻度の少ないモノの上に乗ったホコリをまず落としてから掃除機がけをすれば、部屋全体がよりすっきりします。

 

 

 

 

ホコリを落とす道具の代表格といえば、はたき。ドイツの老舗ブラシメーカーREDECKER(レデッカー)の作るはたきは、密度の高い馬毛で作られており、ホコリを絡めてしっかりとキャッチしてくれます。長めの60cmタイプは、毛の方向を変えられるので、棚の上はもちろん側面や、形がいびつな電化製品などのホコリ落としもこれ一本で済んでしまいます。馬毛を支えるのはブナの柄。天然素材で作られたお掃除道具はお部屋の片隅に置いてあっても、違和感なく溶け込んでくるのも嬉しいですね。

 

 


iris hantverk(イリス・ハントバーク)のクリーニングブラシも、ホコリ落としの強い味方。丁寧に馬毛が植毛されたブラシは、まるで洋服ブラシ?と思ってしまうほどシンプルな作りですが、植毛されている部分が広いので、さっと掃くだけで簡単にホコリを落とすことが出来ます。例えばランプシェードの上といった丸い形状の場所や、扉付きの棚を内側のホコリ、テレビと壁の間の細い隙間など、痒いところに手が届く存在なのです。さっと掃くだけで簡単にホコリを落とせるので、大掃除だけでなく日々のお掃除にも使いたい掃除道具です。

 

■家具の乾燥対策

さて、この時期、家の中でさえ気になるのが乾燥。
人の肌もそうですが、実は部屋の中にある家具も乾燥に悩んでいるかもしれません。乾燥しやすい家具といえば、木製のもの。無塗装の木製家具は室内の水分を適度に吸収、放出する力を持っていますが、あまりに乾燥がひどい場合は、ひび割れにつながってしまう恐れがあります。

 

 

 

そこで家具に油分を加える乾燥対策を。自然素材の原料のみで作られたTAPIR(タピール)のケンドリンガーシリーズは、木製品の乾燥対策に作られたワックス・オイルです。

ケンドリンガーフレーゲワックスは木製品の保護と艶出しの効果があり、少量を柔らかい布にとり、薄く均等に擦り込むように伸ばします。1時間ほど置いてからブラシまたは柔らかい布で余分なワックスを取り除いて仕上げ。油分を与えられた木製品は色濃く、艶を蘇らせます。液体タイプのケンドリンガー メーベルポリチュアは艶出しの効果があり、なんと木製品だけでなく、皮革や金属製のものにも使える優れもの。こちらも少量布に取って優しく擦り込むようにして使います。部屋の中にある棚やテレビ台、テーブルといった木製家具の乾燥が気になった際にはぜひご活用ください。

 

■お手入れ方法をもっと知るなら
>>木のインテリア、お手入れして長く使おう

 

 

水回りやメインのお部屋が済んだら、最後の仕上げに玄関を。人の出入りが多く外気の入る玄関は意外と小さなチリや汚れが溜まりやすい場所でもあります。大掃除の際にはいつも以上に汚れを取り除くことを意識して気持ち良く新年を迎える準備をしてみては。


■基本の掃き掃除

 

 

靴底に付いた土埃や外から入ってきた葉っぱなど、細かなチリの多い玄関は、やはり掃き掃除を基本に。iris hantverk(イリス・ハントバーク)のショートブラシ&ちりとりセットは柄の短めのハンドブラシとちりとりがセットになっています。

 

 

ほうきももちろん便利な掃き掃除の道具ですが、ブラシになると、ほうきよりも幅が出来るのでさらにチリをしっかり捉えることが出来ます。また、ブラシの場合はコンパクトな分、スペースの少ない玄関でも身動きしやすく、下駄箱の中の掃き掃除にもおすすめです。

 

 

ブラシの柄の後ろ側を見ると、毛束が穴にしっかりと植えつけられている手仕事を垣間見ることが出来ます。まさに家庭で使える掃除ブラシから、テニスコートで使用するブラシまで、100種類以上ものブラシを手がける専門ブランドならではの技術。手で植え付けられることで毛束は抜け落ちにくく、ブラシを使ったらぬるま湯で洗って乾燥させるという簡単なお手入れで長く使うことが出来ます。さらにショートブラシ&ちりとりセットは玄関だけでなく、もちろん室内で使うことも出来ます。フローリングの掃き掃除に、階段などの掃除機が通りにくい場所の掃除に役立ちます。


■仕上げの一手間

玄関の掃き掃除も終わったら、汚れが家から出ていって気持ちもすっきりしますね。仕上げに、その晴れやかな気持ちを保つための一手間を。

 

 

クスノキから採れる天然の防虫剤、樟脳。内野樟脳は江戸時代から続く日本最古の樟脳工場で、他の工場に製造方法の継承し続ける貴重なメーカーとして知られています。九州産のクスノキを原料に、枝葉を蒸留して作られる天然樟脳。チップ状にした原料を蒸し、その蒸気を冷却することでオイルを抽出しています。400年も昔に日本に伝えられたこの製法は完全に天然素材だけを使用しているので、化学的な防虫剤に比べて嫌な臭いがしないのが特徴です。

 

 

樟脳オイルは昔ながらの防虫に対する知恵が詰まった道具。このオイルを玄関や網戸に数滴落とすことで、防虫の役目を果たしてくれます。さらにアロマオイルとして、バスエッセンスとしても使うことが出来ます。

 


玄関の靴箱の臭いが気になるという方におすすめしたいのは竹炭で作られた脱臭アイテム、CHIKUNO CUBE(チクノキューブ)。京都・丹後半島にある竹炭工房で、職人の手によってじっくり長い時間をかけて竹を炭化し、小さなハニカム(六角形)型の孔を作ることで、大きな表面積を作り、しっかりと嫌な臭いを取り除いてくれます。

 

 

さらにCHIKUNO CUBE(チクノキューブ)は湿度も調製する力があることから、例えば履いた靴の湿気がこもりやすい下駄箱の中に入れておいたり、見た目が脱臭アイテムとは思えないほどインテリアとして溶け込むので、玄関に置いておくだけでもその効果が期待できます。家の中を快適に保つ、便利なアイテムです。

 

 

 

 

 

 

投稿者: 植田 日時: 2017年12月25日 17:41 | permalink

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