ずっと使いたいモノ、置いてます。

繊細な柄にときめく

生地いっぱいに広がる色彩豊かな花や木々。どこか懐かしく、まるで外国の絵本を開いた時に感じるようなドキドキとワクワクを感じる、そんな不思議な魅力がリバティプリントにはあると思います。そんなリバティプリントを贅沢に使用したブラウス。ふんわりとしたシルエットと、上品なフレンチスリーブが女性らしさを引き立て、着るたびにちょっと特別な気分にさせてくれます。

主役になるリバティプリント

バスト切り替え位置から入ったギャザーが生み出すふんわりと広がるフレアシルエットは、体のラインを拾わない上、腰の辺りで終わる丈感が視線を上にさせてくれるのも嬉しいポイントで、涼しく、夏の一枚着としても安心です。
生地はデザインが活きる滑らかなタナローン生地を使用。軽やかで着心地も快適で、ノンアイロンで着用できるほどシワもつきにくく、豊かなドレープ性が最大の魅力です。襟元の開襟デザインが夏らしくクラシカルな印象を演出し、春夏のおしゃれの気分転換にぜひ取り入れていただきたい一枚です。

柄は2種類ご用意しました。爽やかなSAXは、リバティの歴史を彩ってきた18種類のクラシックプリントをぎゅっと詰め込んだデザイン。ポピーやデイジーなど、長く愛されてきた花々が一面に描かれた贅沢な柄です。モノトーンで落ち着いたBLACKは、ウィリアム・モリスの壁紙をもとにデザインされたもの。ヒマワリやブドウのモチーフが対称に並ぶ様子からは、美しいアーツ・アンド・クラフツの世界観が感じられます。
ラフな服装が増えて、最近おしゃれから少し遠ざかっているなと感じるときにも、デニムにこのブラウスを合わせれば女性らしさを引き出してくれます。

膨大なアーカイブと、上品さを引き出すタナローン生地

LIBERTY LONDON（リバティロンドン）が持つ膨大なアーカイブは、花や木々・動物などをモチーフにした細かい総柄が特徴で、現代のデザイナーによる新しいデザインも加わりながら日々アップデートされています。これらのデザインがプリントされているのは、多くの場合オリジナルのタナローンという生地。タナローンは、アフリカのタナ湖の近くで栽培されていたコットンを原料として使ったローン生地（薄手の平織りの生地のこと）、ということで名付けられました。

このタナローンは、シルクのツヤと手触りをコットンで再現するために開発されたと言われていて、繊維が長い長綿花であることから織りはなめらかでしなやか。上品なツヤがあり、かつサラッとして素肌に触れて非常に心地良い素材です。更に嬉しいのは、シワになりにくい点。きちんと整えて干せば洗いざらしでもラフに着られるので、アイロンを面倒に感じる方にもおすすめです。