「木といっしょに日常をすごせるように」と名付けられたKITOシリーズの、丸い大きさが目をひく折敷。直径380mmという大ぶりのサイズで、メインディッシュのお皿をのせて食卓に並べてもいいですし、配膳用のトレイとしても扱いやすい道具で、ケヤキの木目とさりげない装飾で、食卓に置くだけで落ち着いた景色をつくります。
折敷には古くから、食事の場を整え、器や料理をより美しく引き立てる役割がありますが、その用途だけにとどまりません。料理を運ぶためのお盆としての役割、食膳に敷いて場を整えるための道具に加え、花瓶や茶器をまとめて置いたり、日用品の小さな舞台にもなります。
生活空間がコンパクトになり、キッチンとダイニングが一体化した現代ではお盆を使う機会が減っているかもしれませんが、食器を手持ちで運ぶのは行儀が悪いと教わったことを、折敷はふと想い出させてくれます。日本の暮らしを大切に、台所から食卓へ料理を運ぶときも、食事をいただくときも、心地よく整えてくれる名脇役ともいえる存在です。
「りん」と「ゆら」
四十沢木材工芸(あいざわもくざいこうげい)が手がける折敷は、木地師ならではの確かな目で木材を選び、丁寧な制作過程を経て仕上げられています。ケヤキの力強い杢目や色合いを活かすかのように、造形はあくまで控えめ。木が持つ自然な姿が前に出るような佇まいです。
「りん」と「ゆら」では縁の形が異なります。「りん」はどこかクラシカルな印象の縁で、汁椀や和皿など落ち着いた器と合わせると、凛とした食卓にまとまります。「ゆら」は柔らかな曲線が印象的な縁。洋皿やガラス器とも親和性が高く、料理をのせたときの空気が軽やかになります。高台があるため、持ち運びやすいのもうれしいポイントです。
ガラス塗料が施されているため、日常使いで気になる水気や油分にも対応しやすく、汚れた際はさっと拭くだけで十分。無垢材でありながら、気負わず暮らしに取り入れられる仕上げです。木目の変化を楽しみながら長く使える道具として、日々の食卓に落ち着きを添えてくれます。
料理を盛るお盆として、また生活のさまざまな景色を整える一枚として。使いながら少しずつ自分だけの表情へと育つ様子もお楽しみください。日々の食卓や家事の中で、木とともに過ごす心地よさを感じられる道具として、贈り物にもおすすめです。
木材本来の良さを引き出して
四十沢木材工芸(あいざわもくざいこうげい)は、1948年に初代、四十沢賢治が創業。建具の見習いから始まり、木地屋として独立後、指物木地屋として箱物を製作。その後、職人や機械を増やし、曲物、朴(ほお)木地、刳(く)りものなど、オールマイティで製造を行なう木地屋へと成長しました。伝統工芸である輪島塗の中で指物木地の技術を磨き続け、漆器の木地ならお椀以外は全て扱うという高い技術を持っています。
漆器の下職として木地業を続ける中で、木材それぞれが持つ色や手触りの良さといった素材本来の魅力を十分に伝えきれてないのではと感じたことから、製品は全て木材本来の魅力を引き出すような仕上げと作りに。使い手のことを考えて作られた体に優しい木製品は、子どもも大人も手に取るだけで和やかな気分になれる、そんな存在です。























| サイズ | (りん、ゆら共通)
直径約38×高さ1.5(cm) |
| 重量 | りん:約640g
ゆら:約730g |
| 素材 | ケヤキ(ガラス塗装) |
| 生産国 | 日本 |
| 箱有無 | 有 |
| 対応機器 | 電子レンジ:×
食器洗浄機:× オーブン:× |
1948年、初代四十沢賢治が創業した四十沢木材工芸(あいざわもくざいこうげい)。曲物、朴(ほお)木地、刳(く)りものなど、オールマイティで製造を行なう木地屋として知られています。伝統工芸である輪島塗の中で指物木地の技術を磨き続け、漆器の木地ならお椀以外は全て扱うという高い技術を持っています。 四十沢木材工芸(あいざわもくざいこうげい)では、木地業を続ける中で、木材それぞれが持つ色や手触りの良さといった素材本来の魅力を十分に伝えきれてないのではと感じ、クルミ油やミツロウなど自然系塗料で仕上げを行なっています。そのため製品は全て木材本来の魅力がそのままに表れた作りになっています。
| 商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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¥28,600(税込) |
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残り2点 |
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