ずっと使いたいモノ、置いてます。

お正月などの特別な時期にも、日々の銘々皿にも

一年の始まりを祝うお正月の食卓。華やかな器や特別な料理が並ぶ中で、さりげなく料理を引き立ててくれる存在が「豆皿」です。おせちのように数多くの料理を少しずついただく時はもちろん、普段の食卓にも自然と馴染み、そっと空気を添えてくれる小さな器。そんな“脇役なのに華やか”な豆皿を、もっと気軽に、もっと長く使っていただけるようにと、ZUTTOが北海道・旭川の〈ササキ工芸〉と共に作ったのが、この花の豆皿です。

お正月の華やかさに、木の優しさを一枚

お正月のメイン皿は赤や金、蒔絵など華やかな意匠のものを使うことが多く、テーブル全体が賑やかに。そんな時にも使いやすいよう、豆皿にはあえて素朴で表情のあるタモを選び、形で季節の楽しさを表現しました。柔らかで繊細な曲線が食卓によく合い、煮しめや黒豆、紅白なますなどの小さなおかずを美しく引き立てます。ほんの数センチの器でも、料理に舞台を作ってくれる。それがこの豆皿の良さです。

3種の花、3つの表情。ササキ工芸の技術で仕立てる木の豆皿

今回はお正月の華やぎにそっと寄り添うよう、表情の異なる 3種の花型の豆皿 を製作。梅・木瓜・ハナミズキの形を模していて、梅と木瓜は、新春を彩るめでたい花として。ハナミズキは花言葉は感謝・幸福・永続性で、お祝いの席にぴったり です。いずれも木目が美しく、盛った料理によって違った表情を見せてくれます。

3種類それぞれ1枚ずつのセットと、1種類を3枚ずつのセットの4種類をご用意しています。専用箱に入れてお届けしますので、年末にお世話になるお家へのお年賀や、結婚や引っ越し祝いにもぴったりです。

普段の食卓こそ、活躍する場面が多い豆皿

おせちだけでなく、普段の食卓での 取り皿・薬味皿・お菓子皿 としても活躍します。ちょっとしたお茶菓子をのせたり、おつまみを少しずつ並べたり。人が集まる日にはテーブルの上に複数並べるだけで、自然と会話が弾むような雰囲気が生まれます。木の器は軽くて扱いやすく、割れる心配が少ないのも魅力。ウレタン塗装が施されているため、油じみや黒ずみがつきにくく、日常使いしやすい 仕上がりとなっています。

北海道・旭川から届くクラフトマンシップ

製作を依頼したのは、旭川で木製小物づくりを続けるササキ工芸。大雪山系の良質な木材を丁寧に見極め、素材の個性を活かしながら安定した品質を生み出す工房です。1976年の創業以来、「自然とともに」を理念に掲げ、素材選びから加工、仕上げまで一貫して自社工場で行っています。日本の家具産地として名高い旭川で磨かれた、精密な木工技術とクラフトマンシップをあわせ持つ工房です。木材それぞれの個性を見極め、現代の暮らしに馴染む道具へと仕立てていく姿勢は、毎日の食卓に確かな豊かさをもたらしてくれます。

お正月の特別な日から、いつもの何気ないひとときまで。この豆皿が、食卓に小さな彩りとやさしさを添える存在となりますように。