ずっと使いたいモノ、置いてます。

長い歴史が紡ぐ1枚

生地いっぱいに広がる色彩豊かな花や木々がどこか懐かしく、まるで外国の絵本を開いたときのようにどきどき、わくわくする。リバティプリントには、そんな不思議な魅力があると思います。
今では聞き馴染みのあるリバティプリントですが、語源を辿るとイギリスの老舗百貨店、LIBERTY LONDON（リバティロンドン）が手がける生地（テキスタイル）のことを指します。老舗、LIBERTY LONDON（リバティロンドン）の重厚感ある建物同様に、歴史が長いこのテキスタイル生地からは、いつの時代も普遍的に多くの人に愛されてきたことを感じさせられ、ずっと大切にしておきたくなる一着です。

ずっと続くリバティプリントと新しいデザイン

シンプルなトップスに合わせるだけで、肩肘はらないリラックススタイルで、コーディネートのアクセントになる花柄パンツ。LIBERTY LONDON（リバティロンドン）のリバティパンツは、ひらりとして履き心地がよく、ワイドで体のラインを拾いにくいストンとした美しいシルエットが魅力。
綺麗めなシャツやブラウスにヒールやパンブスで大人っぽいコーディネートはもちろんのこと、カジュアルにTシャツやカットソーにスニーカーを合わせても女性らしく華やかな印象になるのが花柄ならではの女性らしい仕上がり感。アウターには、メンズライクなものを合わせてもより一層女性らしさが引き立つアイテムです。
柄ものは合わせるのが苦手という方は、パンツの絵柄に含む色をトップスや足元に選ぶことをおすすめします。同系色で全体が一つにまとまりますので、苦手克服、新たなおしゃれをお楽しみください。

LIBERTY LONDON（リバティロンドン）の膨大なデザイン数のリバティプリントの中から、今回ご紹介するのはこちらの柄。

【SWIM DUNCLARE（スウィム・ダンクレア）】
シックなカーキに向日葵、ゼニアオイ、アンゼリカ、ヒナギク、シャクヤク、紫陽花などの花々が描かれたSWIM DUNCLARE（スウィム・ダンクレア）。力強く描かれた花々からは豪華でありながら、落ち着いた上品さを感じます。SWIM DUNCLARE（スウィム・ダンクレア）は、2009年にリバティのスタジオで生まれたDunclare（ダンクレア）を元にリドローされた柄をモチーフにしたデザインです。

流行りに左右されないクラシカルな柄なので、長く愛用していてだけるアイテムです。ウエストには伸縮性があり、前についた紐を結んで調節することも可能なので、体に合わせてストレスなく着用していただけるリバティパンツです。

膨大なアーカイブと、上品さを引き出すタナローン生地

LIBERTY LONDON（リバティロンドン）が持つ膨大なアーカイブは、花や木々・動物などをモチーフにした細かい総柄が特徴で、現代のデザイナーによる新しいデザインも加わりながら日々アップデートされています。これらのデザインがプリントされているのは、多くの場合オリジナルのタナローンという生地。タナローンは、アフリカのタナ湖の近くで栽培されていたコットンを原料として使ったローン生地（薄手の平織りの生地のこと）、ということで名付けられました。

このタナローンは、シルクのツヤと手触りをコットンで再現するために開発されたと言われていて、繊維が長い長綿花であることから織りはなめらかでしなやか。上品なツヤがあり、かつサラッとして素肌に触れて非常に心地良い素材です。更に嬉しいのは、シワになりにくい点。きちんと整えて干せば洗いざらしでもラフに着られるので、アイロンを面倒に感じる方にもおすすめです。